山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

咲けないチューリップ

 

 

がーん… 

 

 

実は楽しみにしていたチューリップが咲かない、という残念な事態が発生しています。

陽当たりのよい場所に植えたフレーミングスプリンググリーンです。

 


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よく見て。葉は大きくなったのに、蕾が作られていないのです。

なぜなの?

 


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こんな花が咲く予定でした…

 

花芽が作られる時期に急激に土の温度が上がると、分球することに一生懸命になってしまい、花が咲かないことがあるそうです。

知らなかった…(涙)きっとこれが原因。陽当たりのよい場所に植えてありますもの。

今年は寒くなるのが遅く、暖かくなった日も後にずれ込み、急に春が来てしまった感じでした。

 

また、水不足も水過多もダメ。→なんとか水遣りは頑張っていました。

冬の間に低温にさらさないとダメ。→これはクリア。

チューリップって咲くまでの条件が結構多い植物なのですね。

レムズフェイバリットも蕾がひとつしか上がりません。これも陽の当たる場所に植えたもの。

どうやら原因は上記で間違いなさそう。 

半日陰のチューリップ マンゴーチャームはしっかりと蕾が上がっています。

 

 

こんなこと、あるのね…チューリップって幾つかの条件が揃って初めて開花するものなんだ。

結構ショック。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひよこの秘密基地

 

今日から小学1年生が登校班に仲間入り。

先月まで幼稚園生だったひよこちゃん達。どんな気持ちでランドセルを背負っているのかな。

そして6年生になった山田ガーデン息子が班長として、皆の先頭で歩いて登校してゆきました。

山田ガーデンは出勤を1時間遅らせてもらい、お母さん方と一緒に子供達をお見送り。

去年、息子は学校に行きたくない日が多く、登校班で学校に通うことがほとんど出来なかったけれど、今年は皆を引っ張っていくんだ、という気持ちが強くあるみたい。

しっかりやれよ、そして楽しもう6年生!

 

 

さて、山田ガーデンのひよこ達は。


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すくすくと成長中。

 


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こっちはマリーゴールド ジェスター。

種が違えば、双葉も違う。

当たり前だけど、こんなことが嬉しいのです。

 


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タリア カウントダウンです!

 

 

息子のところへよく遊びに来てくれる、近所のひよこちゃんの男の子は、決まって庭のドアから入ってきます。

その子にこんなことを言われました。

「ねぇねぇ、なんでここ(庭)はひみつ基地みたいなの~?」 

秘密基地!なんだ?日陰で薄暗いから?

それとも狭くて木が迫ってくるように感じるからか?

男の子は秘密基地が大好きだもの、褒め言葉だと思うことにしましょう。

 

 
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でも、お願いだから足下にもうちょっと気をつけてくれたら嬉しいんだけど…(汗)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームセンターに脱帽!


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英名 : Euphorbia amygdaloides "purpurea"

         : ユーフォルビア アミグダロイデス "プルプレア"

 

花が咲いています。

冬の寒さで葉が赤くなり、さらには葉が落ちたヒョロヒョロ姿で、まるで先日テレビで観た"チンアナゴ"のようです。

ゆらゆら~

 

 

今朝はちょっと早起きして、週末の雨の中ホームセンターで購入した植物を植え付けてから出勤です。

傘をさして植物を買ったのは初めてです(笑)お客さん、私の他に誰もいなかったもの。

 


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久しぶりにギボウシを植え付けます。 

まだ芽が出ていないけれど、大丈夫かしら。

 

白い斑入りの品種は芽出しがゆっくりなものが多いので、ハラハラさせられます。

ワイドブリムも遅めだし、山田ガーデンの大好きなパトリオットは、庭のギボウシの中でも1番最後です。 

 


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早いものは芽を出し始めました。

これはゴールデンティアラ。昨年主人宅から掘り出して移植したものです。

2つに株分けしたけれど、どちらも葉を広げる頃にはなかなかの大きさになっていました。今年も大きくなるんだろうなぁ。

しかしもうギボウシが芽を出す時期なんですね!

 

雨の中買い物をしたそのホームセンターはとてもやる気の見える売り場でした。

日曜日のNHK趣味の園芸」の特集はスズランでしたが、きちんと売り場に置いてあり、かなり売れている様子でした。

以前に放送したアガスターシェもありました。が、こちらは売れ残ってしまったようで、びっくりするほど値下げされていましたけれど、元気に芽吹き出していました。

番組をチェックしながら仕入れをしていると感じられる、積極的な販売姿勢に頭が下がりました。

玄人好みの園芸店とは品揃えが異なるのは当たり前ですが、花だけを目当てに来るお客さんばかりではないからこそ、「あ、この花テレビで観た!」という興味を持ってもらう作戦。頑張って欲しいな、と応援したくなるような売り場でした。

 

 

 

さて、ぼやぼやしていたらたくさんの嬉しいことを見逃してしまいそう。

春の庭って、忙しい。

 

 

 

 

 

 

 

桜に寄り添う

 

曇り空でウールのコートが欲しいくらい気温が下がった昨日、河川敷の桜は5分咲きでした。


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寒そうな写真…市街地は満開に近いのですけれどね。

これが今年の桜。毎年青空とは限らない。

 

賑やかなお花見スポットの桜も素敵です。

学校の校庭に咲く桜や、咲いたから存在に気づいたような道路沿いや、畑の脇にそっと咲く桜はもっと好き。

近所のお宅の玄関先にあった古い古い桜の木は、区画整理のため、昨年の花が最後で切り倒されました。

私が生まれる前からあった桜の木です。ごつごつとした太い幹で、決して美木とは言えない容姿でしたが、何十年とその木の脇を通って通学、通勤してきた私には、1番身近な桜でした。

以前、「どうしても移植はできないのか?」とご婦人に尋ねたところ、親戚を集めて庭先で最後のお花見をしたところよ、と話してくれました。

なんて幸せな木だったのでしょう────。

残念だけれど仕方のないことなんだ、という気持ちが、ご婦人の優しい口調から伝わってきました。

山田ガーデンは人付き合いが苦手で、緊張のあまり余計なことを話してしまいそうになるので、自分から話し掛けることはしないのですが、植物のことならスラスラ話せます(笑)

人に寄り添い、桜に寄り添う。生活にそっと自然に溶け込んだ、そんな桜の木が好きです。

 

 

ティアレラに花芽が上がってきていました。 

相変わらず葉は寒々しく変色したままなので、気づくのが遅れました。


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いつになったら、きみどり色のきれいな葉が出てくるのでしょうね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バラの話が久しぶりになった理由

 

 
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3月25日の様子



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枯れ枝をカットしてスッキリ

 

 

ワレモコウが始動しています。

今年はウドン粉病にならないで欲しい…

背が高くなりすぎると倒れてしまうので、肥料はあげていません。

ワレモコウはバラ科の植物なので、ウドン粉病になりやすいのでしょうね。

 

 

チッ素が多く含まれる肥料を与えると、ウドン粉病になりやすいと言われています。

それが本当なのか確かめたくて、今年からバラの肥料に"バットグアノ"を使い始めました。

BAT=つまりコウモリの糞から作られた、100%天然有機リン酸肥料なのです。

昆虫を主食とした栄養価が非常に高い糞を、洞窟から集めて高温処理して作るそうです。(パッケージ文より)

バナナの皮の栄養価に興味津々な山田ガーデン。同じリン酸ということで、バットグアノを使ってみたくて、ホームセンターで購入しました。

匂いが全くありません。粒状で使いやすく、しかもなぜか価格が激安!

効果を見る前からべた褒めですな(笑)

足りない栄養素は油かすや液肥で補うとしましょう。

 

 

 


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しかし、今年なぜだかわからないけれど、芽吹いてきたバラに対して踊るような気持ちが湧かなかった。

バラを含めた山田ガーデン全体像を考えるようになって、バラ単体よりもバラに合う植物をあれこれ考えることの方が多くなりました。

嫌いになったわけじゃないのですよ。

 


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写真を撮るためにそれぞれの鉢のバラを見ていて、やっぱり嬉しかった。嬉しいという気持ちが湧いてきたことに安堵したという感じです。

 

今年もゴールデンウィークにはダブルデライトが1番に咲いてくれるのを心待ちにしているし、カフェもバレリーナも成長が楽しみ。

 

やっぱり、バラは素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

 

蕾、膨らむ

 

ゆっくり庭を見回る時間もなく、今週は過ぎてしまいそうな忙しさ。

子供達は春休みを謳歌していますが、私だけ目まぐるしい日々。仕事が忙しく、始業時間から100%全開で、帰宅後ぐったり…

毎日決められた量をこなしつつ、翌日の準備もしておかないと定時では帰れません。

なんとまぁ、ハードな部署に来てしまったものです。

 

 


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ハーブのボリジにはたくさんの蕾。

よく見ると、ちょっと気持ち悪いと感じるのは私だけではないはず(笑)

でも素敵な花が咲きますよ。トマトの花の親戚のような。

 

 


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大好きなペンステモン ハスカーレッドも伸び出しました。

バラの咲く頃に一緒に開花します。する予定。

 

 


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タリアにも蕾が上がり始めました。

いよいよ真っ白な花とのご対面が近づいています。

 

 


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"レムちゃんのお気に入り" レムズ フェイバリットには、1番奥に蕾が見えます。

冬の間ハラハラさせられていたヤグルマギクも少しずつ大きくなりました。

 

 

 
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昨年植えた、売れ残りジギタリス

薄いピンクの花が咲きます。

あちこちに合計4株植えましたが、生き残ったのは半分の2株。

 

 

今日も暖かな1日になりそうで、桜が一気に咲き進むでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

遅れてきた春

 

昨年のこの時期にブログに載せた庭の写真を見返していたら、チューリップが咲いている写真がありました。バラの新芽も昨年同時期はかなり伸びていました。

やっぱり今年は春が来るのが遅れているみたい。ガーデナーさんはきっと気づいていますよね。

 

 

昨日は部署異動初日の勤務でした。

太陽の光が入り、大きな窓からは外の景色が見える部屋。ただもうそれだけで嬉しいです。

今までトンネルのような暗い部屋で仕事をしていたのが、どれだけ精神を蝕んでいたことだったか…

 


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週末は、みんな揃って咲いている姿をようやく見ることができました。

 

 

 
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やっと春らしい陽気になったので、種から育てたカレンジュラを植え付けました。

ちょっとひ弱なメンバー達。しっかりと育った苗は別の場所に。

 

あちこちに発芽した、こぼれ種ノースポールの小苗を移植してひとまとめにするのは、地味ながらも春ならではの楽しい作業。

 
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ひとつ咲いているだけで眩しいほどの存在感!

上の庭全体の写真にもいますよ。さぁ、どこに咲いているでしょう?

 

 

 

 

 



 

 

 

 

オダマキの代わりに~ゲウム リバレ

 

去年咲いた花が、今年また同じように咲くとは限らない。

うまくいっていたことは、いつか終わりがくる。

ううん、うまくいっていると思っていたのは自分だけで、本当は綱渡りだったのかも知れない。

もしくは本当にうまくいっていたのに、たった一度の何かしらの原因が取り返しのつかないダメージとなったのかも知れない。

どちらにしても、もう仕方のないこと。

 

 

昨年咲いたオダマキの株が消滅してしまい、こぼれ種も花が咲けないほど小さいので、オダマキのように花首が上に伸びるものを、と選びました。

 
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ゲウム リバレ

 

 

オダマキの株は寿命が短いというのは本当でした。


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お正月までは葉を確認できていたのに…

こぼれ種の発芽率がいいので、うまく赤ちゃんを育てながら、株を更新した方が絶えることがなさそうです。

 

このゲウム、和名は"ダイコンソウ"と言って、ホームセンターで売られているほどポピュラーな植物です。

葉が大根に似ているから、この名なのだそう。

暑さが苦手とのことなので、柚の木の枝で影ができる場所に植えてみました。

雪に埋もれても大丈夫なほどの耐寒性が、安心して植えられる決め手となりました。

 

オダマキが持つ、繊細な細い茎や愛らしいハート形のような葉。

何とも言い難い芸術的な花の作りには敵わないけれど。

縁があったら、またね。

 

 

 

 

 

 

 

嘘のような4月1日

 

山田ガーデンには縁のなかった4月の人事。

ところが、こんな私が部署異動をすることになりました。3カ月の期間限定ですけれども。

ワイワイ賑やかな部署だといいなぁ。

 

 
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4月1日。

本当に「冗談でしょ!」 と言いたくなるくらい寒い。

本当に4月1日だよね?

ウールのコートにマフラーをぐるぐる巻き。

クロッカスの花なんて開くはずがない。

結局、寒くて何もする気が起きず、少しだけ庭の落ち葉を片付けて終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

3月最後の庭


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日の出が早くなりましたね。

早朝に写真が撮れる明るさになりました。

植物たちの成長が著しく、毎朝何かしらの発見があります。パジャマのまま嬉々として早朝から庭に出てしまいます。

 


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英名 : rumex : ルメックス

薄い葉なのに、寒さにはめっぽう強かった!

赤い葉脈が陽に透けて、むちゃくちゃカッコいい。

 


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英名 : silvermound artemisia : 朝霧草

あっと言う間にまんまるのふわふわ。

 


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英名 : crocus : クロッカス "ジャンヌダルク"

昼に開いて、夜は閉じる。朝はまだ花弁が開いていません。

山田ガーデンが仕事をしている間に、みんな揃って咲いているんだろうな。

週末は曇り空の予報ですが、花開くことを祈ります。

 


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英名 : grape hyacinth : ムスカリ "アズレウム"

なかなか花が開かないので、長い間楽しめそう。

やっぱり午後は日陰になる場所だから、一気には咲けないのかも知れません。

爽やかな水色が、春先の庭に彩りを添えてくれています。