チャイナローズ ルイ14世は、毎年山田ガーデンで1番最初に咲くバラです。
ゴールデンウィーク中に開花すると予想していましたが、咲きそうで咲かない。
しかも、今年はそのトップの座を奪おうとしているものが。
ER アブラハムダービー
新雪
ルイ14世は花弁が少ないので、いつも蕾が緩むのは早いのですが、新雪は言わずもがな、アブラハムダービーに至っては非常に蕾が多く、 秋に咲かなかっただけに期待大。
しかし開花前のワクワクとは裏腹に、つるバラの新雪とブラッシュ ノアゼットのウドン粉病がかなり広がってしまっています。消毒はしているものの、あまり効果が出ていないよう。
最終手段として7枚葉のうちの半分、または5枚をハサミで切り落としました。混みあった葉を切り落とし、風通しを良くする為です。
出開きの細い枝も切ります。"出開き"とはこれ以上伸びることのない、先端に芽もない蕾もない不思議な枝。
チョキチョキと葉を間引きながら、ふと思ったのは、ハキリバチって実は重要な仕事をしている虫なんじゃないかということ。
葉を傷つけられて嫌だなと思っていたけれど、葉を切ってくれることで風通しが良くなり、結果、病気を防ぐことに繋がるのではないでしょうか。
期待通りの場所を切ってくれたら、もう嫌な虫だなんて言わないから。