山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

小さな犯人~はらぺこあおむし

 



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午後にやっと晴れ間が出ました。

週末は雨の心配はなさそう。来週まではバラのアーチのブラッシュノアゼットにはビニール掛けはいらないでしょう。やっとゆっくりかわいい花を眺めることができます。

 


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雨に当たるとこんな風に黄変して蕾が落ちるのです。開き始めた蕾はボーリングしてしまいます。ボーリングとは文字通りボールのように固くなって花弁が開かなくなってしまうこと。

やっぱりビニール覆い、やって良かったな。これだけで済んだもの。

 


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久しぶりにゆっくり見る植物たちは、あちらこちらに小さな穴。おや、犯人が写っていますね。 

 


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あらあら、ハーブのボリジも穴だらけ。

 


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ヒューケラの新葉が食べられているのを見るのは珍しい。

 


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フロックスは虫に大人気。この後はコガネムシもやってきます。昨年は葉が食べられ過ぎて、花が咲けなかった種類もありました。

 


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虫といえばルメックス。そのくらい毎年よく食べられています。ほうれん草みたいな柔らかさですから、美味しいのでしょうね。

 


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これらの犯人は小さな小さな "はらぺこあおむし"。ハバチの幼虫の仕業です。虫嫌いな方も思わず笑顔になってしまいそうなほどちっちゃな子です。大きくなったらどんな虫に変身するのかな?

もちろん早期発見だから小さいんですがね…ふっふっふ…

 


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今年は虫が多いように感じます。これはバラのディスタント ドラムスの葉に入り込んだハモグリバエ。葉の表皮と葉肉の間に入り込んで食害します。

内部を食べるので穴は空かないけれど、枯れたように汚くなってしまいます。去年はほとんどなかった被害です。

 

虫も必死、人間も必死。でも少しくらいなら許してあげられるかな。元は何もなかった、1から作り出した庭を、自然だと認めてもらえた感じがするから。

 

 

 

 

 

 

5月って忙しい

 

5月ってやけに忙しい。GWで1週間は世の中が休みになり、残った土日を除いた少ない日数に、学校関係の会議が容赦なく入ってきます。

昨日も一昨日も、帰宅後にバラのアーチのブラッシュ ノアゼットにビニールを被せました。なにもここまですることはなかろう、という思い半分。いやいや、1年間に1度の最高に楽しみな開花だから、悔いのないようにできることはやろう、という気持ち半分。

鉢バラならば雨の当たらない場所へ移動出来るけれど、アーチだもの。ビニールのゴミ袋を切り開いてそれで覆うなんて、不恰好だけれど恥ずかしいとも言っていられない!

 


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この時期は本当に忙しいのよ、ガーデナーは。せめてお天気だけは穏やかであって欲しいものです。


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お鍋が食べたくなるくらい冷え込んで、一斉に咲き出していた花たちもクールダウン。県北では雪が降りました。

 


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今日はスクールカウンセラーと面談の予定があります。

仕事のこと、子供たちのこと、親のこと…考える事がありすぎて笑えない。ちょっと心が擦り切れている日々。

 

 

 

 

ビニール養生~ブラッシュ ノアゼット

 

娘が「iphoneで写真を撮りたいんだけど、庭になにか咲いてないの?」と、突然言い出しました。

彼女、植物に興味がないので、家の庭がどうなっているのか全く知りません。玄関が庭とは真逆にあるので、庭を見ずに生活出来てしまうわけです。

サンダルを突っ掛けて庭に出た彼女の第一声は、「えぇ!何コレ、こんなにスゴかったっけ?」でした(笑) 開花した花の写真、いつも見せているのに記憶に全く残っていないようです。セラスチュームと新雪の写真を撮り、ご機嫌でした。

 


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バラのアーチは昨日1日こんな状態。仕事中いつ雨が降っても大丈夫なようにしていました。

悪あがきだけれど、ブラッシュ ノアゼットは雨に当たると蕾が開くことなく腐って落ちてしまうのです。

 


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今朝ビニールを外すと、うん、大丈夫だったみたい。かわいい姿が幾つか見られます。いよいよ開花です。

 
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アーチの上部は覆うことはできないので、蕾が無事なことを祈るしかないけれど。

おっと、レンズに滴が(汗) 

 


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早く天気になあれ。 

 

 

 

 

 

 

 

荒れ地でもOK~アキレア テラコッタ

 

昨年ご近所さんに戴き移植したオリーブの木はやっぱりダメで、処分するしかありませんでした。幹を切ってみると断面の半分は腐っていたもの。

再びぽっかりと空いたスペースは小石が多く、ナイーブな植物は植えられません。こんな場所には強いハーブならば、元気に育ってくれるはず。

 


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夏花として迎え入れたアキレアは、"ノコギリソウ" とも "ヤロウ"とも呼ばれています。葉の形を見れば名前の由来が一目瞭然。

 


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荒れ地でも育ち、放任でOKと聞けば植えない手はありません。耐暑性・耐寒性とも北関東には問題なしです。

余っていたレンガを適当に積み重ねて、ちょっと荒れた1区画を表現してみました。

 


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こぼれ種から成長したラグラス オバタス "バニーテール"。なぜかシャキッと直立しています(笑)

同じグラス類のメリニスの株は、今年は芽吹きませんでした。冬かなり冷え込んだので、根まで凍ってしまったのでしょう。2年かけて大きな株になっていましたが、北関東の冬は越せなかったようです。

 

 

アーチのバラ、ブラッシュ ノアゼットは只今ビニールでぐるりと囲われています。 

雨の予報に、ここまでする自分に怖くもなりました。

でもね、雨に当たると蕾が開かずに腐ってしまうのです。せめてアーチの下半分だけでも咲いて欲しいから、苦肉の策。

 

 

 

 

 

蒸れになんて負けるもんか~フランネルフラワー

 

 

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ラベンダーの花数が昨年より多く、とても嬉しいです。昨年刈り込んだからでしょう。蒸れに弱いとは言え、本当に雨の当たらない、水分カラカラの場所に地植えしているのに大丈夫だなんて驚かされます。

 

 
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先日、夏花を準備する~とお話しましたそのひとつ。自分でも驚くこのチョイス。暑いのにフランネル。夏花として触り心地ふわふわのフランネルフラワーを迎え入れました。

というのも、主人が「こういう植物があった方がいい」と強く言うので…山田ガーデンが敬遠してきたものの1つです。 

 


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葉も花弁も、すべてが全く同じふわふわの手触り。芯もぽわぽわ。直射日光が好きな反面、これもまた蒸れに弱い植物です。

もちろん夏場は花が途切れるでしょう。夏花として迎え入れるには???なチョイスですが、夏越しさせるためのよい勉強だと思って手入れしてゆくつもりです。

しかし、鉢に植え付けてから知ったことは、"酸性土を好む" ということ…「普通の土を使うと枯れます」と直球なネット記事も読みまして、ちょっと唖然。

もう植え替えちゃったのよ、思いっきり普通の土で。本日で3日経過しましたが、今のところ元気にしています(汗)

 

 

カーポート脇の花壇の伸びすぎたアイビーを整え、大きなローズマリー2本も剪定しました。陽の当たらない内側の枝も抜き、 スッキリと。

モミジの株元に増え過ぎたチゴユリも整理してサッパリ。蒸れには負けないわよ。

 

 

 

 

 

 

雨後の姿

 

不安定な天候は、今朝も雷を連れてきました。

週明けの月曜日からは再び雨か?せっかく開き出したバラが雨に打たれるのは、ガーデナーにとっては酷なことです。

 


f:id:y-garden:20180503231400j:imageシャンテ ロゼ ミサト

高いところの蕾は、既に私の身長を越えている! 冬の剪定では、根元から80cm辺りでバッサリ切ったのですが、もっと短くした方が良かったのかも知れません。

 


f:id:y-garden:20180503231954j:imageラ フランス

雨の中だからか、やけにピンクが眩しく感じました。生命力が溢れて雨なんて構わず咲く姿。

 


f:id:y-garden:20180503233413j:imageディスタントドラムス

雫を纏った姿もステキです。もうベタ褒め(笑) 

 

 
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ワレモコウのギザギザの葉に付いた、芸術的な雨粒。

 


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家の外壁いっぱいの蕾も雨風なんかに負けない!

 

 

 

 

 

 

 

メイストーム

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昨夜22時頃から少し雨風が強まり出しました。今は小康状態。霧雨が降っています。

嵐に花弁を散らされたくなかったので、早目にカットして花瓶で楽しんでいるディスタントドラムスです。

中心のベージュ色が抜け、また違った花のよう。

 


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河本さんのガブリエル色。

  


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フェンスの外から写真を撮ってみると、中で作業している時に見る庭とは、また違って見えます。ロシアンオリーブはかなり茂ってきていました。

 


f:id:y-garden:20180503081617j:image雨の中のクレマチス アラベラ。 

 

今日は何をしようかな。

 

 

 

 

 

 

 

次々に咲き出すバラたち

 

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バラ カフェの鉢の中で成長してきたオルラヤ。カフェの開花と揃ったら絵になるな、期待していたけれど、そう事は上手くはいかないか。先に咲き出しました。

 

 
f:id:y-garden:20180502081454j:imageブラックティー

本当に久しぶりに会った気がします。秋に上手く咲かせられないから、余計に。 

 


f:id:y-garden:20180502082420j:image5月1日の様子

 


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春は気温が高いので、朱色になりがちなのですが、今年はなかなかのべっぴんさん。ウドン粉病になってしまっていますが…

これは1973年に日本で作られたバラなのですよ。大きな蕾がもうひとつあります。 

 

 
f:id:y-garden:20180502082033j:imageアブラハム ダービー

花弁がほどけ始めた!

 

嵐の夜になりそうです。

葉が茂って、重みのある蕾が付いている分、バラは余計に風の影響を受けます。山田ガーデンでは、つるバラ 新雪がとても心配。過去に風に煽られて太い幹が折れたことがあるからです。そう、あの時も開花直前でした。

念には念を。用心に越したことはない。誘引、再度見直ししておこう。

皆様のお庭も何事もありませんように。

 

 

 

 

 

 

 

ホームセンター三昧

 

 
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ラークスパーも随分と背が高くなりました。最近、風が強く吹く日が多く、ここで折れたら絶対泣いちゃう。

 


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今朝美しい姿に変身していたディスタントドラムス。開ききるとこのバラの良さがよく解ります。 

ホームセンターにも開花苗が売っていたので見てみたら、山田ガーデンのディスタントドラムスより色が薄くて、全体的にくすんだ感じ。葉が黒葉でした。こんなにも個体差が出るものなのですね。

f:id:y-garden:20180430084319j:imageバラカタログの写真かと思うような美しさ!

1985年作出ですが、今でも古臭くない素敵なバラです。

「バラが咲いたから見て!悪いけど今すぐ見て!」と主人を庭へ連れ出したら、中心部のベージュが枯れているように見えると…はぁ、花弁ピンとしてますが。おたくの眼、大丈夫ですか?(笑)

 

 

春から初夏へ。植物はぐんぐん伸び出し、緑が眩しくなってきました。このGWに夏花を準備しましょう。


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ビオラの寄せ植えを片付けて、エリカは地植えに、カルーナはこのまま鉢で管理します。冬はあんなに赤く紅葉していたのに、現在は清々しい黄緑色に変身しています。

茶系のビオラは種ができない種類で、残念ですが採取できませんでした。

そしてホームセンターへ。すでに2日間連続で通っています。今日は…さすがにやめておこう。


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100円ダリアは和のような洋のようなタイプ。手前のガウラが咲くまで明るさをカバーしてもらいます。

 


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そして探していたアブチロン チロリアンランプ、ありました!嬉しい~!売り場で思わずガッツポーズ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

坂本さんのフルーツトマトと似顔絵

 

素敵な花が見たくてニンジンを育てていますが、純粋に食べるために育てたいと計画していた野菜、それはトマトです。以前も育てたことはありますが、久しぶりにまた挑戦してみようと思い立ちました。

伸び伸びのくにゃくにゃになる姿があまり好きではないのですが、もぎたてをそのまま口に運べる幸せ。夏の醍醐味でしょう!

 

今回は、KAGOMEミニトマト苗と坂本さんのフルーツトマト苗を選びました。



f:id:y-garden:20180430084537j:imageこっちがKAGOME 


f:id:y-garden:20180426000831j:imageこっちは坂本さんのフルーツトマト

"坂本さん" とは、もちろん山田の知り合いではなく(笑) 、高知県のトマト農家である坂本克彦さんという方。坂本さんが監修した接木苗です。

野菜用の畝など作る場所はないので、敢えて花苗の中に植え込みますよ。 


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おまけについている、上手な育て方虎の巻。マンガで分かりやすく書いてあります。こんなちょっとしたことが惹かれるんですよね。

それに広告にご自身のお顔を出すって、自信がないとできないことだと思うので、説得力があり、買ってみようかなという気になります。

因みにマンガでは黒髪の坂本さん、売り場に飾ってあったお写真は、なんとパツキンだから!(笑) 農業のイメージとのギャップがステキです!新しい農業の時代が到来したなぁと感じました。

 

 

さて、"顔出し" で思い出したのが、先日とにほさん(id:toniho) がブログで紹介してくださった、「花王ビオレママ顔メーカー」!確かwebで似顔絵が作れるのですよね。

 

────山田もやってみました。

 

 
f:id:y-garden:20180426002001j:imageじゃーん!

…なんだか可愛くなり過ぎちゃったので、恥ずかしいから、おしまい。