山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

古葉切り~クリスマスローズ

 


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昨日はお昼にイチゴ農園の仕事が終わったので、帰宅後庭に出てクリスマスローズの古葉切りを。

写真手前に写るチリチリの葉はギボウシです。完全に冬眠に入っています。

 


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黄変しているので全部切り取ってしまって構わないのだけれど、全て切ってしまうのは好きではないし、葉がなくなると家族に踏みつけられてしまう危険性もあるので、陽を遮っている葉だけを切ります。

 


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葉を切ったら、花芽がかなり膨らんでいました。株元には化成肥料を蒔いて栄養補給。有機肥料も化成肥料もその時に応じて使い分けをしています。化成肥料はすぐ効くのです。やっぱり化成肥料ってスゴいよね!って結論に達しまして、使い勝手の良い小さめの梱包のものを常備しています。

肥料や腐葉土赤玉土などは大袋で買いますが、保管に場所を取られてしまうのですよね。その都度物置小屋まで取りに行くのも面倒で困りものです。

 

 

そうそう、クリスマスローズの話でした。

クリスマスローズって不思議な植物で、他の植物と成長サイクルが真逆なのです。

暖かくなって植物がぐんぐん成長する時期に眠りに入り、寒くなって落葉する植物を横目に成長を開始するのですから。

 


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ちょうど1年前に買い求めた、イエローの小さなクリスマスローズ。あまり大きくなっている感じがしませんね。今冬も咲けないであろうことは承知済みで、東京オリンピックが終わった冬に咲けば御の字です。

今年も売り場に並んだクリスマスローズを見てきましたが、やっぱり大株は高価で、手が出ません。ダブル咲き、一体いつになったら買えるのやら。

 


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3枚の葉が絡み合っていたので、これも1枚切り取って、陽が当たるように鉢を回転させておきました。

近いうちに鉢増し (サイズの大きい鉢に植え替えること) をして、大きくさせましょう。

 

 

この時期になると元気な植物はビオラクリスマスローズくらいなもので、気付けばクリスマスローズ関連の記事も結構な数を書いていました。植えている種類は然程ありませんが、お時間があったら是非、過去記事も読んでみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと出会えたクリスマスソング~クリスマスの夢

 

気温が下がっても、今週はそれなりに太陽が出ていたので、鉢物の土も乾きます。久しぶりに庭に出ると、ビオラが水切れで瀕死の状態になっていました。

 


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水をあげて一晩で元気に復活しました。ホッ…

 

テラコッタの鉢は急激に水が乾きやすく、日本の駄鉢はゆっくり抜けてゆく感じ。ボロボロと崩れるのも早いし、テラコッタ鉢、要注意ですぞ。

 


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イチゴとつるバラの紅葉が美しい年の瀬です。

このつるバラ、ブラッシュ ノアゼットも写真を撮ったら落ちそうな葉を取り除きます。本格的な誘引は年明けにやります。

昨年はすべての葉をむしり取らず、自然に任せましたが、アブラムシが越冬してしまうので、今年は丸裸にするつもり。

 

 

the pogues : fairytale of New York

25年前からずっと探していたクリスマスソングが、先日ラジオから流れてきました。何度か耳にするチャンスはあったのだけれど、バンド名もタイトルも後からでは思い出せなくて、私の中では幻のクリスマスソングと化していました。

 

25年前、毎週日曜日の午前中、フジテレビ系列の "笑っていいとも!増刊号" というテレビ番組が放送されていたそのすぐ後の時間に、コカ・コーラ提供の3分間番組があったのをご存知でしょうか。"海ごはん 山ごはん" というその番組は、男の子2人と女の子1人で、ある時は海で、ある時は山で、野原で、川で、様々なアウトドアごはんを作る、ただそれだけの番組でしたが、毎回素敵な洋楽がBGMに使われていて放送を楽しみにしていたものです。

因みに、出演していた男の子たちは当時の若手劇団員で、現在俳優として活躍中の、若かりし頃の三宅弘城さんや堺雅人さんでした。

ある年のクリスマス間近の放送回で流れてきたのがこの曲でした。優しいピアノのイントロに衝撃を受けたのを覚えています。

25年前はまだインターネットが普及していませんでしたから、曲を探すにも手立てがなくてね。テレビ局に電話する訳にもいかないし、ただどこかで偶然に流れてくるのを待つしかありませんでした。

 

イギリスでは、クリスマスソングと言えばこの曲!というくらい人々に愛されていて、毎年12月になるとチャート20位以内に入ってくるそうです。最近はエド シーランもカバーして歌っています。成功を夢見てニューヨークへ渡ったアイルランド移民の男女を歌った歌詞。酒と煙草、ドラッグに溺れたボーカルのシェイン マガウアンをそのまま歌にしたかのよう。

 

決して楽しいキラキラした歌ではありません。でももうそんな曲はたくさん。

邦題も付いています。"クリスマスの夢"。私もやっと夢に出会えて嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

デビッドさん、安らかに

 

仕事が忙しい。農園は曜日・祝日関係なく、休みなしで作業をしています。私も本日出勤のため、この後家を出ます。

手を見ると、指にはあかぎれ。水絆創膏で補修。イチゴの仕事以前から、毎年冬は悩まされます。

 


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wikipediaより

 

バラ園芸家の有島薫さんのブログにて、デビッド オースチン氏がお亡くなりになったことを知りました。お2人が初めて会った時のエピソードや、体調を崩してから長いこと公の場には姿を見せなかった彼とようやく再会できた時の喜びが、いとおしい思い出として綴られています。

 

イングリッシュローズ = デビッド オースチンという位置付けで語られているほど、イギリスを代表する素晴らしいバラを作り続けてきた方です。世界中のガーデナーの庭には、必ずオースチンローズが植えてあると言っても言い過ぎではないくらい。

たくさんの品種がありながらも、全て品良く、統一感がある花姿は、どこのナーセリーとも一線を引く、オースチンローズならではのもの。山田ガーデンもまだまだ植えたいオースチンローズはたくさんあります。世界中のガーデナーが同じ気持ちでしょう。

イギリスと異なる日本の気候で、日々悪戦苦闘しながらも、貴方が作り出したバラを愛でる喜び。それはこれからも絶えることはありません。

 


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山田ガーデンに咲く貴方のバラは、大好きなアブラハム ダービーです。迎え入れたいバラは幾つもあります。あり過ぎて決められないほど、貴方の作り出したバラは美しい。

近いうちに、必ず。

 

 



 

 

 

ノヴァーリスのプレゼント

 

一昨日の晩に雷雨がありました。12月に雷雨だなんて!北陸にお住まいの方は慣れっこかも知れませんが、北関東では夏の風物詩です。または春先の寒気と暖気がぶつかる時ね。

乾燥注意報が出ていたので、良いお湿りとなりました。

 

 

さて、山田ガーデンが尊敬してやまない、ご近所のガーデニング好きな年配のご夫婦。イングリッシュローズが大好きで、バラとその他植物の混栽に素晴らしいセンスをお持ちのこのお2人から、思いがけないクリスマスプレゼントをいただきました。

 


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ドイツ コルデス社のバラ、ノヴァーリスです!

 

先日、売り物にならないイチゴを大量に持ち帰った時、ご夫婦のお宅にもらっていただいたのです。そのお礼に、と挿し木していた枝を山田ガーデンに。

 

 

思えば数年前、スタンダード仕立てのピエールをくださった近所のおばちゃんに、川向こうに素敵なお庭のお宅があるから見せてもらってきなさいよ、と教えてもらったことが始まりでした。

「お庭を見せてください!」と突撃訪問した山田ガーデンに嫌な顔をせず、ひとつひとつ丁寧に植えられた植物の説明をしてくださったご夫婦。それからクリスマスローズを贈ったり、シャンテ ロゼ ミサトの挿し木をいただいたり、種蒔きして育てたジニアの苗をお裾分けしたりと、交流は続いています。

続いています、と言っていいものかしら。仲良くさせてもらいたくて、私が押し掛けている感がしないでもないですが (汗)。

 

 

 

 

 

毎冬はフェンス周りをビオラで可愛らしく飾るお宅ですが、今年はちょっと寂しい感じ。聞くと、なんだか億劫になってしまってね、とおっしゃる。これには返す言葉が見つかりませんでした。

山田ガーデンの父も、以前は進んでやっていたことをやらなくなったりしていますので、体のどこかが痛んだり、疲れやすくなったり、年を重ねるとそうなってしまうのはよく解ります。

それでも昨年植えたというノヴァーリス、それはきっとご夫婦のお庭に新しい風を吹き込んだに違いありません。

いつまでもお元気で素敵なお庭を作り続けて欲しい、と心から願っています。

大切にします。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

日曜出勤~イチゴ農園書き入れ時

 

イチゴ業界は、クリスマス前の今から年末年始にかけてが書き入れ時でして、パック詰め作業もなかなかに忙しいです。クリスマスケーキ用の需要が高まるので、業務用の詰め作業を中心に行いながら、市場に出荷するパック詰め、お客様への宅配用も準備するという、何種類もの詰め方をしなければなりません。

日曜日はパートさんもお休みなので、少しでも農園のご夫婦の負担が軽くなれば、と本日は出勤。これから出掛けます。

たかがパック詰め、と思うなかれ。決められたグラム数を守りつつ、且つ美しく、より美味しそうに見せるテクニックが必要です。1粒も同じ形のイチゴはありませんからね。

 


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北海道の農場で栽培された、ちょっと割高なビオラは寒さに負けずたくさんの花を咲かせています。逆にホームセンターの安い苗は間延びしたものも出てきました。同じビオラにも違いがはっきり。割高なものには納得できる理由があります。

でも来年になるとすっかり忘れて、また安い株を買い込んでしまうのだろうな。

 


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雪のようにも雪虫のようにも見えるフワフワしたもの。

 



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その正体は、先日記事にしたシュウメイギクの綿毛。これだけ飛んでどのくらい自然に芽を出すのか、恐くもあり、楽しみでもあります。

 

 

 

 

 

 

 

朝8時の美しい雑草たち

 

朝8時。子供たちを学校へ送り出し、愛犬きなこと散歩に出ます。

先日天気予報で大騒ぎしていた雪は降りませんでした。冷たい雨降りとなりました。ちょっと楽しみにしていたのですけれどね。薄く積もった雪景色、見たかったな。

 


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きなこが不安に打ち勝ち、散歩を楽しめるようになり、気づけば私も地面を眺める時間が増えました。

 


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凍り付いた雑草たち。もっと早い時間に家を出る寒がりな娘は、マフラーに手袋、タイツを履いてはいるけれど、さぞかし辛いだろうな…、犬も肉球が冷たいのだろうな…そんな事を思ったり。

 


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あれから仕事はつつがなく進んでいます。私は私がやるべき事を一生懸命やる。他の方の作業のやり方を見て、私はおかしなことはしていないと自信が持てました。理解できない他人の行動は深く考えないようにしよう、と思えるようになれました。

 


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暖かな太陽の光で、ゆっくりと霜は溶け出します。明日も明後日も凍り付いては溶けるを繰り返して、雑草たちは春を待ちます。

冬は始まったばかり。駅へ向かう道すがら、足元を眺めてみませんか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

氷点下

 

遂にやって来たマイナス気温に、不織布の出番です。スイレン鉢には氷も張りました。寒くなるのは嫌ですが、今年はようやく寒くなって良かった~と安堵すらします。


f:id:y-garden:20181210110041j:image暫くは掛けたままにしよ。

 


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100円コリウス。黒色は庭の引き締め役でした。長い間ありがとうね。

 


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つるバラ 新雪も紅葉してきて、ハラハラと葉を落とし始めました。落ちそうな葉は少しずつむしり取っています。

年明けにあんな高い所までハサミを入れなきゃいけないかと思うとゲンナリしますが(笑)、毎年春にはたくさんの美しい花を咲かせてくれるので、頑張りますよ。

 


f:id:y-garden:20181210172256j:image2018年5月

考えに考えて、山田ガーデンに初めて植えたバラです。アーチ仕立てにしていたら、今頃は手の付けようがなく途方に暮れていたと思う…それほど極太なシュートがよく伸びます。

 

 

"新雪"という名前には、山田ガーデンの息子の名が一文字が入っていることもあり選びました。バラは名前で選ぶ楽しさもありますね。

 

 

あまりの寒さにアラジンストーブも稼働しています。

今夜は山田ガーデンに雪が降るかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

物事の捉え方

 


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枯れた花がらをそのままにしたかったのは、こんな姿を眺めたかったから。

 


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シュウメイギクの綿毛。今まではキレイに刈り取っていたので見たことがありませんでした。この綿毛がふわふわと風に運ばれ、新たな地に芽を出すのでしょう。

 


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元気なベビー苗たち。化成肥料を蒔いてあげました。ラークスパーらしい切れ込みのある本葉が出てきて嬉しい限り。

成長してゆく過程を見守れるのは種蒔きの醍醐味です。皆さん、種を蒔きましょう!

 

 

一昨年の仕事で、ちょっと腑に落ちないことがありまして。

何処へ行っても合わない人がいるものです。合わない人を探している訳でもないのに、どうしてこんなに遭遇してしまうのかが解らない。心から不思議だな~と思ってしまいます。

物事の捉え方が違い過ぎるのでしょう。もちろん "普通" なんて捉え方はないのだとは解っています。しかし彼女はそれを押し通そうとするので、ぎょっとさせられます。困ったことに悪気は一切なく、一生懸命ときている。

 

私の物事の捉え方がおかしいのか?主人にダメ出しされることも多いし。しかし何処に正解があるのかも解らない。いや、正解か間違いか白黒つけられる話じゃあない。中高生なら「そういう人いるよね~嫌だよね~」陰でガハハと笑い飛ばすこともできるけれど、残念ながら私は中高生ではなく、中年だもの。

そこで私はやんわりと彼女に伝えました。私の作業に手出しをしないでね、といった旨を。

 

でも家に帰ってきてからも、何だかモヤモヤしていて。どういった考えで私の作業に手を出してきたのか…彼女がどう物事を捉える人なのか全く知らないから、私がああ言ったことが伝わったのかも解らないし。

親とも仲が悪い、外に出てもこんなことばかり起こるのは、実は私の物事の捉え方が一般的ではないからなのかな、と。

生きづらさを感じてしまいます。

 

シュウメイギクの綿毛も、私は素敵だと思うけれど、そう思わない人の方が大半なのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋の公園~ブータンルリマツリとの出会い

 

初冬とは思えない記録的な暖かさから少しずつ気温が下がる予報。確かに昨日は日中でも10℃を下回り、おまけに雨降りで寒かった…ようやく冬らしくなってくるでしょう。良く言えば、今年は秋が長く楽しめましたね。

いつもなら潔くスッキリさせる枯れた花がらも、今年の冬はそのままにするつもりなので、後は腐葉土で庭中をマルチングすれば年内の山田ガーデン作業は暫くお休みです。

 

 

連休に再び公園を散歩してきました。

10月にも訪れたこの公園、実は働いている農園の通り道にあるので、今は毎日木々の紅葉を眺めながら車を走らせています。


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大きなローズヒップ。後ろの木々の紅葉も美しい、秋らしい1枚 (12月だけれど)。

 


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味のある錆び錆びのガゼボに咲くのは、ER クラウン プリンセス マルガリータ。色が退色しているのでジュード ジ オブスキュアかと思いました。

ERはコロンコロンした花形が多いので、見分けが難しい…

 

 
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10月にはダリアが咲き乱れていたコーナー。既に刈り取られて、オーナメンタルグラスが静かに輝く。

微妙な色の違いが素敵。

 


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以前公園に来た時に気になっていた低木。赤く色付き、ますます美しい姿になっていました。名前が判らず、あれからずっと調べ続けてきました。ルリマツリに似た花だなぁとは思っていましたが確信が持てない。

「幾ら調べても判らない…」ぼそっと呟く私を見た主人、新しく機種変更したスマートフォンを取り出して不敵な笑いを浮かべ、この写真をスマートフォンのカメラで撮影。そしてそこからダイレクト検索!

「イソマツ科だってさ。」なんと!あんなにネットで検索しまくった私の苦労は何だったのか!

あっという間にブータンルリマツリだと判明したのでした。

 

北関東では耐寒性の弱いルリマツリは冬越しが出来ないかもしれませんが、ブータンルリマツリは低木なので大丈夫。この青い花と赤い紅葉の美しさ、是非来年は山田ガーデンで咲いてもらおうと思います。

 

 

 

 

 

 

 

2シーズンが限界~チューリップの球根

 

さて。毎年12月頭までにはやっておきたい大作業と言えば。そうです、春咲き球根の植え付けです。

球根は今年も近場のホームセンターで調達しておきました。

 

春に咲いたチューリップの球根も掘り上げて保管しているので、全部で8種類あります。

11月中に植え付けたいと考えていたのですが、予想外に暖かすぎた11月だったので、種蒔きをして育てているベビー苗ばかりに気を取られていました(汗)。

 

 

掘り上げたものは球根が小さい。ニンニクの1片のようなものばかりです。八重咲きのチューリップなどは、花が豪華なだけに養分を使いきってしまうのでしょう。きっと咲けないと思うけれど植えますよ。葉だけでも出てくれればそれでいいの。


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いつものように茶色の薄皮を剥いておきます。結構面倒な下準備ですが、剥いた方が良い、と言われたら剥かずにはいられません。

これはフレーミングスプリンググリーン。2シーズン植えては掘り上げてを繰り返していますが、1度も花が咲いたことがないチューリップです。

同じく2シーズン咲いた赤色のチューリップ、スラワの球根はカサカサで、植えられる状態ではなくなっていました。やっぱり2シーズンが限界でしょうかね。

 


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山田ガーデンは球根を等間隔に並べるのではなく、まとめ植えするのが好きです。まとまって咲く姿は花束のようにボリュームが出て豪華な感じ。



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f:id:y-garden:20181204152525j:image2018年 早春の様子

 

 

まぁ、チューリップ農家さんから言えば、球根は一度咲かせたら終わりなのでしょう。翌年も咲かせたければ、蕾に色が付いたら、すぐに切り取るくらいの勇気が必要です。

少しずつ新しい球根を追加しながら、前年の球根も植えて楽しむ、そんな感じが1番いいのではないでしょうか。