山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

宿根草・多年草

キューガーデンから生まれたプリムラ〜キューエンシス

カラフルで賑やかな庭になってきました。考えていたより子供っぽくなってしまったなぁ。たまにはいいか。 憧れていたチューリップ ガボタも開花です。この色、やっぱり素敵! 確信が持てなかったチューリップは、私の記憶通り、マンゴーチャームでした。一回…

球根植物の開花、ギボウシの芽出し

起床して窓から庭を覗いたら、スイセン タリアがあまりにも美しくて、カメラを持って庭に出ました。 昔はパジャマのまま、庭に出ることもよくありましたが、周囲に家が建ってしまったので、もうできなくなっちゃった。 チューリップも咲き始めました。いろん…

アイリス好きが選んだアヤメ〜シベリアアヤメ

アイリスが好きで、毎年ミニアイリスが咲くのを楽しみにしています。青色は消えてしまって、今年は紫色の花だけが咲きました。 昨年はダッチアイリスを植え、今年は芽出し球根のアイリスを植えました。ジャーマンアイリスにはない軽やかでスマートな細い線が…

ユーフォルビアが好き

ユーフォルビアを植えました。 過去に何度も植えては枯らしています。冬越しができなかったり、夏の暑さに耐えられなかったり。それでもやっぱり好きで、性懲りもなくまた植えてしまう… 冬用に作った寄せ植えにも入れたことを思い出しました。これはパープレ…

萎びたプリムラ

気に入ったプリムラを2株、寄せ植えたのは12月中旬のことでした。暖かな窓辺に置いていることもあって、花が咲き進むのが早くて、終わっては次の蕾が咲き、を繰り返している現在。 なんと、1株がダメになりました。 開花も終盤になると、こうして葉が茂っ…

値下げ品はほどほどに

たくさんお金を掛けずに素敵な庭を作りたい、などと考えながらやってきたこの7年間。気付けば、値下げ品の植物、廃棄植物を安く譲ってもらったもの、戴き物の多くで庭ができあがっています(笑)。特にHCで働き出したこの1年は、大量に植物を迎えた年と…

ガーデニングは十人十色

例えれば私の庭作りとは、心地よい部屋を作っているようなものです。壁紙、カーテン、インテリア家具、ファニチャー、雑貨…部屋の統一感は崩さず、全てが調和するように色や素材を決める。それと一緒。 ただ、園芸売り場に買い物に来るお客様たち全てがそう…

冬枯れの庭に楽しみを〜原種シクラメン コウム

冷え込んだ12月23日、いよいよ本格的な冬の始まり。 「今年も山野草シモバシラに氷の結晶ができたよ!」と息子に話したところ、「ねぇ、それって触ると固いの?」 そんなこと考えたこともなかった。というか、これは自然の芸術作品なので、触ろうと思ったこ…

ストライプに再会〜プリムラ スフィンクス

数年前、とても欲しかったプリムラを園芸店で見つけ、育てたことがありました。 その年の夏は、日陰に地植えにしてなんとか夏越しはしたものの、掘り上げた途端に葉が少なくなり、コナジラミにやられて消えてしまいました。プリムラは日本では一年草扱いです…

秋の色いろいろ、クリスマスローズの現在

ブータンルリマツリの青は、秋の山田ガーデンに今年新たに加わった色。秋に青い花が咲くってちょっと不思議です。ずっと庭に植えたくて、出会いを待っていた花でもありました。 "ルリマツリ" と言えば、爽やかな水色の花がまとまって咲くプルンバーゴの方を…

菊の咲く庭

毎月決まっている店舗の売上予算。私の働く園芸部門は売上が好調で、昨年のステイホーム期間にガーデニング需要が高まった売上以上なのだそう。ガーデニングに興味を持った方が定着し、ガーデニング人口が増えたことが理由でしょうね。 山のように積んであっ…

念願の植物がやってきた〜リコリス ラジアータ(ヒガンバナ)

リメイクの植木鉢はたくさんできたのですが、植えるものがまだできていません(笑)。 使い古しのプラスチック鉢はそのまま塗料が乗りますが、新品同様のツルツルしたプラスチックは、塗装がうまく乗らないことがありますので、プラサフ等で下地処理してから…

植木鉢のリメイク、再び

いつの間にか溜まってしまったプラ鉢を処分しました。プラスチックの鉢は紫外線で劣化してしまうので、ほとんど使いません。グリーンか黒の決まった色、もしくは庭に違和感を与えないものだけを厳選して使うことに決めています。 なんだか気持ちがモヤモヤす…

パンパスグラスの片付け、残念なムクゲの剪定

8月末から1カ月ちょっとの間、庭を賑やかにしてくれたパンパスグラスの穂を片付けました。 1カ月も経つと、ふわふわだった大きな穂も細くなります。茎が茶色に変わったら片付け時。ギザギザした葉で手を切らないよう、グローブは必須です。 株が年々大き…

台風一過

ミヨシのクリスマスローズ、ウメモドキに続き、調子が良くなかった白いフレンチラベンダー クリスタルフィンが枯れてしまいました。 鉢の用土がフカフカして見えたから、あ、コレは奴の仕業かな、とすぐに分かりました。 鉢をひっくり返すと、コガネムシの幼…

夏から秋に変わる庭

今日は、人間ドックと新型コロナワクチンの接種をハシゴするという、忙しい休日でした。鼻から胃カメラとか、初めての体験で…(汗)随分疲れました。自分でも驚いたのは、なんと8kgも体重が落ちていたこと!痩せた自覚はあったけれど、ここまでとは…HCの…

急に秋が来た、夏枯れクリスマスローズ

9月の声と同時に、北関東には秋がやって来ました。連日30℃超えの気温が一気に20℃ちょっとになり、半袖では過ごせない肌寒さです。 庭では疲れたアナベルを励ますかのように、ルドベキア タカオが賑やかに咲いていて、秋明菊の蕾が膨らんできました。 ミヨシ…

物件見学その3、3年越しのカンナが開花

久しぶりに物件見学へ行ってきました。小さな和風のおうちです。 少しずつ引越し条件が決まりつつあって。絶対譲れないのは、市内に住み続けること。思い切って山の中の別荘地、とかほぼ行ったことのない別の市へ移住、なんてことも真剣に考えていましたが、…

雨続き

雨降りが何日も続いた後、お陽さまが出ても雷雨が連続4日。庭作業もできずにいたら、すっかり気持ちが庭から遠ざかってしまいました。しばらくぶりに庭に出ることが怖くて。だってとんでもないことになっているのは分かっていたから。 いろんな植物が伸びに…

スキミアの蕾は梅雨に現れる

仕事休みはいつも雨降り。というか毎日雨続きで、園芸売り場はお客様もまばら。屋根がないので草花は雨で溶けてゆくし、なんとも厳しい時期です。売れないのに植物は毎週これでもかと入荷してきて、皆困っています。どう売れというのかしらね… もちろん、山…

イベリスの刈り込み、レジ袋の有料の苦悩

久しぶりに朝から暑かった昨日。茂りに茂ったパンパスグラスの株を根元からぐるっと切り、ひと回り小さくする作業をしました。切るのは勢いでバシバシいくけれど、その片付けが大変なことといったら!暑さで地面に座り込んで、やっとの思いでゴミ袋に詰めま…

ジャガイモの収穫、家での居場所にアガパンサス

しとしとと、1日雨降りだった先日のジャガイモの様子。 我が家のバケツコンテナ植えのじゃがいもは、すっかりお辞儀をしています。そろそろ葉が黄色くなってきているので収穫時期だそうです。花が咲いて枯れたら収穫だと思っていましたが、花が咲かなかった…

同じ趣味で会話が弾む喜び〜ギボウシ(ホスタ)ハンズアップ

ギボウシ(ホスタ)に花芽が上がる時期になりました。ブルーマウスイヤーは小さな品種のホスタ。花茎も短くてかわいい。何もかもがミニチュアサイズです。 ひとつ気になるのが水戸の華という品種。葉の様子が昨年とかなり違うのです。 左は昨年同時期、右は…

出荷が遅い〜ルドベキア

頭では分かっている。現実を受け止め、どんどん決断して前に進むしかない。でも気持ちはそう簡単に割り切れることもなく、時々悲しくなったり悔しくなったり、庭を見るたびに虚しさに襲われたり。庭作業したって、近いうちに全部真っ更にしてしまうのだから…

アナベルの咲く季節

ホームセンターの園芸部門での勤務が半年過ぎました。何とか皆についていかなければ、とがむしゃらに頑張った半年でした。母の日のイベントが終わり、入荷する花の数も落ち着いてきて、定時で家に帰れる日も増えてきました。 劇的に変わったのは、私の体。お…

物件見学その1

仕事休みの日。バラが咲く庭に1日いるつもりだったけれど、なんだかモヤモヤした気分が晴れなくて、車を駆って出掛けました。行き先は買えるはずもない、手の出ない中古物件。けれどもネットで見てからというもの、ずっと気になって…道順も暗記してしまって…

理解しがたい出来事

怒涛のGWのセールで、勤務している売り場のほとんどのギボウシのポット苗は売れてしまいました。ギボウシが大好きな私も、新しい品種を…と思っていたのですけれど。みんな各地で健やかに育って欲しいなぁ。 水戸の華は芽吹きのクリーム色から徐々にグリー…

植物に合った環境で育てることの大切さ〜ジギタリス

2021年春、山田ガーデンで真っ先に開花したバラは "名無しのバラ" でした。君の名は…いったい誰なんでしょう。 バーガンディカラーの美しいバラ。このバラを迎えるまでは、チャイナローズのルイ14世がいつも先陣を切っていましたが、陽当り良好な場所のバラ…

日陰で育つ素敵な植物

仕事の疲れが取れず、年を感じます。 いつまでも何だってヤル気があればできない事はない!と体育会系的な考えでいる山田ガーデンですが、体が動かないんじゃ仕方がない。こうやって人は保守的になって、テレビの前から動かない私の両親のようになるのか…と…

桜が咲く、シャクヤクの植え付け

桜の名所ももちろん素晴らしいのですが、ちょっとした公園や学校や道端に植えられた、生活と共にあるような桜の木が好きです。この桜は娘の高校の通学路にある名もなき桜。 細い木がたくさん集まって、ひとつの大きな形を作っています。まるでスイミーみたい…