山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

フランス王の蕾〜ルイ14世

山田ガーデンのバラ、今年一番に蕾をつけたのはチャイナローズのルイ14世
またお天気が崩れるようなので、一度消毒をしておこうかと昨日見回っていたところ、見つけました!
この竹串のような細い枝に、栄養をたっぷり蓄えているんですって。


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だから、冬支度もいらない。
栄養たっぷりだから、寒くても葉が落ちない。冬の剪定もいらない。
知らずに冬に全て葉をむしり取ってしまったのですが、それが"栄養たっぷり"をこの目で知るきっかけとなりました。



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やっと株全体の芽が展開し始めたばかりで、葉も赤みが強く、まだまだ赤ちゃんの葉っぱが多いです。
そうです。小さな赤ちゃんの葉を広げながら、同時に蕾をつけているんです。
これってすごいこと!


決して目立つ品種ではないかも知れない。
けれど、細い枝先に一年中絶え間なく蕾をつけるあなたは、私にたくさんのことを教えてくれます。

私達は100年も前からこうして生きてきたの。
自然のままにいればいいのよ、って。