山田ガーデン

庭から、学ぼう。

拝啓 園芸店様

とても書きづらいことを敢えて書きます。
後々まで残る、このような場所に書くことにためらいがありますが、一消費者の意見として読んでいただけたらと思います。


私には、お気に入りの園芸店というものがありません。
気に入った苗があれば、スーパーの店舗の一角にある花屋さんや、ホームセンターの園芸コーナーでも買います。
ホームセンターは、来店者数が多いだけあって商品の回転が早いので、割と元気のいい苗が並んでいることが多いし、品数も申し分ありません。
大型店舗だからできること、規模の小さい園芸店だからできないこと。ご苦労があるであろうと想像できます。

ただ、生き物を扱っている以上、絶対にやらなければならないことがありますよね。

水やり。

なぜこれができていないのか、理解に苦しみます。


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用事ついでに、近くにあった小さな園芸店に立ち寄りました。
お店の主人であろう方が、水やりをしていました。
ホースの先を指で潰し、苗に勢いよく水を当てて…
ぎょっとしました。デリケートな苗ならば、その水の勢いで痛むであろうことが容易に想像できました。
(お花が売れてしまって)もうあまり残っていなくてごめんなさい、と言いながら、水やりを終え、店の中へと戻って行かれました。
案の定、目線より高い位置に置いてある鉢物は乾ききっており、私が見ても、何日も水をもらえていないことがわかりました。
バラの鉢物などは蕾が無惨に枯れて、葉も黄色に変わっていました。

きっと、お店の方から見れば、それは商品ではなくなっているのでしょう。だからもう目に入らない、どうでもいいものなのでしょう。
でも、しっかりと水をやっていたなら、店に利益をもたらす立派な商品だったはずです。
お客さんの心をつかむ、大切な一鉢になっていたかも知れません。

何より、商品をベストな状態で消費者に提供しようという気持ちが見受けられなかったことにがっかりしました。

なぜこのようなお店が存在するのか。
私は不思議でなりません。

節約志向の今日、日本のガーデニング人口は年々減少しています。
花が売れなくなったら、困るのはどなたでしょう。
これ以上ガーデニング人口を減らさないために、良いものを発信し続ける園芸店であって欲しいのです。

いい加減なものは欲しくありません。
いい加減なものは見たくありません。
好きだから、つらいのです。