「落ち込んでいる間に、シュートはどんどん伸びてゆく」
すごい…
超元気なつるバラ新雪のサイドシュート
この元気、あやかりたい。
シュートとはバラ用語でして、超立派な脇芽のこと。脇芽と言っていいのかしら?
主の枝や根元から出る、その株の主枝。来年花を咲かせる大切な太い枝になります。
株の根元から、時には土の中からにょきにょき出るのがベーサルシュート。
枝の中ほどからにょきにょき出るのがサイドシュートと呼びます。
花がらを剪定した後に葉の付け根から出る芽とは違い、どこから出るか分からない恐ろしさもあり、
「ヤバイ、こんなところから出てきちゃった!」ということもしばしばです。
山田ガーデンに植えてある強健な新雪は、サイドシュートもベーサルシュートも区別できないほど極太。左脇に写る園芸用の棒と比べれば一目瞭然ですね。
誘引するスペースもあまりないし、にょきにょき伸ばし続けてもなぁ…
さて、これらをどうしましょうね…
一晩、布団の中で考えました。
奥のシュートは、今後伸びてゆくと出窓にぶつかり、どうしようもないのでピンチします。
ピンチ=切る、ということです。
手でポキッと折ります。若い芽は気持ちがいいほどポキッと折れますのでお試しあれ。
この作業で、一本だけ鞭のように伸び続けることはなくなります。ピンチをした下から、落ち着いた太さの枝が出てくるはずです。
もう1本、手前のシュートは、もう少し伸ばしてから同じようにピンチをすることにします。
明日は土曜日。天気はぱっとしないようですが、庭作業できるかしら?