過ぎ去った8月の終盤のこと。
夏に咲いたということになるのか、はたまた秋のような気候続きだったから秋咲きと呼ぶのかしら。暑さが全く感じられなかった今年の夏でした。
ラ フランスが再び咲きました。
5月に開花してから3カ月振りです。花弁の裏側に濃い色が出るのが、このバラの特徴。いつも「よくぞ咲いてくれました!」という気持ちになります。
そしていつも、また咲いてくれて良かった、と安堵するのです。
物凄く好きだとか、開花が待ち遠しいとか、そのために手間隙掛けて手入れをしているとか、そういう事ではないのだけれど、もしもこの古株が駄目になる日が来たら、迷わず再び迎え入れる気持ちはあります。
こういう存在って、言葉にしたらなんだと言うのでしょう。
これ以上頑張って咲かせようとも思わない。きっとベーサルシュートも見込めない。
ただいつまでも私の庭で蕾をつけてくれたら、それだけでもう充分なのです。