山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

プミラを解放

 

以前から言い続けている「鉢植えを減らしたい」

ミニマリストの住まいじゃないけれど、ひとつ増やしたら、ひとつ減らしたい。そうでもなければ水遣りが追いつかなくなるのは目に見えています。

植木鉢がたくさん並んでいるのは、それはそれで素敵な風景になります。そうしたい気持ちもあるけれど、山田ガーデンには無理…フルタイムで働きながらの庭作りは、本当に時間が足りない!自分がもうひとりいたらいいのにね。

 

そんなわけで、何か地植えにできるものはないか、と周りを見回すと…ありましたよ。


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英名 : ficus pumila : フィカス プミラ

 

3~4年前に戴いた寄せ植えに入っていたもの。解体して単独で育てています。100円ショップでも売られている、お馴染みの観葉植物です。

そろそろ植え替えしなきゃな、と思っていたところだったのでちょうどいいわ。

 


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これね、壁に貼り付くのですよ。アイビーのように貼り付いて伸びてゆくことができるのです。

低温になると葉を落としますが、毎年こうして復活しています。地植えにしても大丈夫なはず。 

 

 
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株分けするために下半分をハサミで切ったところ。水が足りていませんね、中はパサパサ状態でした。反省です。鉢モノの水遣りは奥が深くて、上手くやらないと水の通り道が出来てしまい、全体に染み込まなくなってしまうこともあります。

 


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家の2階から庭へと下りてきている雨樋に、ちょっとした細工をしている場所。雨水を別の場所へ逃がすために、塩ビパイプを連結しています。目隠しのテラコッタ瓦に貼り付いて、上に伸びてくれたらいいなと思って。

そうそう、プミラは先祖返りしやすくて、突然、斑の入っていない真緑の枝を伸ばしてきたりします。

 

 

怒涛のように作業が続きます。

1年を惜しむかのように手を動かします。

 

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【2020年5月 追記】

 

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現在のプミラ。着々とテラコッタを登っています。やっぱり先祖返りをしてしまい、斑がなくなった葉が出てきました。葉の大きさもかなり違いがあります。

引っ張ればテラコッタから剥がすのは簡単。少し枝を整理すると見栄えがするかも知れませんね。