山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

求む、最低限の管理

 

どうしても諦めきれないバラがあります。

とてもチャーミングな色味なのに、香りがないという。香りがない分、花持ちはすこぶる良くて、長い間目を楽しませてくれるそう。

 


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秋に剪定したら芽吹き出して以来、ずっと葉が青々としているので、このままにしています。

 

 

ホームセンターと花木センターをハシゴ。私の欲しいバラはホームセンターにあることは偵察済みでした。

 

しかし、行ってみて唖然としました。並べられているすべての植物は寒さで傷み、売り物にならないような姿でした。

特にクリスマスローズの開花鉢はひどいもので、花茎も葉もぐにゃりと垂れ下がり、何十鉢とあるそれは間違いなく廃棄されるであろうと、素人目にも判断できるほどでした。

以前、黒いクリスマスローズを買うきっかけになった、自身の庭に咲くクリスマスローズを自慢気にお客さんに語っていた店員さん。売り場のクリスマスローズの管理はできなかったのかな。

今年の冬は例年とは違い、かなり冷え込みが強いです。瀕死の姿になる前に、もっと出来ることがあったと思うのです。一晩ではあんな姿までにはならないはずです。

以前もこういったことに対して、ブログに綴ったことがあります。園芸店はガーデナーの見本であって欲しい、ガーデナーを元気良く引っ張ってゆく存在であって欲しい、と。それは無茶苦茶な要求ではありません。きちんと目の行き届いた管理こそが、そこにつながると山田ガーデンは思うのです。

結果、店舗側も全てが廃棄になるような無駄を出さずに済むはずです。

 

バラは買わずに帰りました。 

 


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心を落ち着けるために、こぎん刺しに挑戦中です。