空き地で見つけた春。オオイヌノフグリは山田ガーデンには増えません。空き地や田んぼの土手が大好きなよう。
庭にはびこると困る雑草対策に、山田ガーデンは、植栽スペース以外の場所にはクルミの殻を敷き詰めています。2~3年で細かく割れたり、色が黒ずんでしまいますが、その効果は絶大で、たとえ雑草がクルミの隙間から生えてきたとしても、根が土をしっかりと掴むことができないため、抜きやすいのです。
また、雨が降った時も土が飛び散らないし、ぬかるむこともありません。
庭作りに取り掛かった4年前、まず最初に行ったのは、枕木を埋め込み、歩く場所を確保したことでした。植物を植える場所と通路とをハッキリさせることで、メリハリを付けたかったのです。
ところが、枕木を埋めた以外の場所からは、想像を超えた数のスギナがにょきにょきと現れました。スギナが生えていた場所の土を庭に入れたからでしょう。
庭作り1年目はスギナとの格闘しか記憶にないほどで、ゴミのように小さな根っこの切れ端からも発芽する生命力に恐怖を感じました。スギナだけに効く除草剤を撒いたり、石灰を撒いてみたり…このまま何年もスギナを抜き続ける生活が続くのか、とお先真っ暗状態でした(笑) 悔しいので、生えてきた土筆でおひたしを作って食べましたよ!
不思議と2年目の春からは、生えてこなくなりましたが…
当時勤めていた会社のおじさんも自宅に生えるスギナに辟易していたようで、「あの凄まじい生命力を、何とかして人間の生活エネルギーに変換することはできないだろうか」 と真剣に考えていたことを思い出します(笑)
枕木から枕木への空いたスペースには、当初はカラーストーンを敷こうと準備していましたが、シートを張らないと、石が土に埋まっていってしまう。その作業が面倒で悩みました。
偶然ホームセンターで見つけたクルミの殻はひとつひとつが大きく、土に埋まって困ることもないし、最終的に自然に還る素材であることが決め手となりました。
売れ残るように積んであった、そのクルミの殻も、私が買い占めてから入荷がなくなり、ストックしてある残り1袋が最後です。どうしましょうね。
クロッカス ジャンヌダルク
朝は開いていませんが、日中は咲いているようです。暖かくなるのは嬉しいけれど、咲いている姿を見られないのは、会社勤めには辛いですな…