日曜日は母の日のようです。
以前にも書きましたが、私は母との関係が良くないので、いつもの週末を過ごします。
私の母はとにかく厳しい人で、幼い私に何でもやらせました。幼稚園児でもおつかいに行かされることはよくあったし、習い事もひとりで行かされていました。おかげで何でも自分で決めて行動できる人間になったけれど、可愛げがない女になってしまってね(笑)
どんなに悩み事があっても、母には相談できません。自分自身でその悩み事を被って落ち込んでしまうから。
会話には細心の注意を払って、言葉を選ばなくてはなりません。深読みして逆の意味にとられてしまうから。
だからもう、ほとんど母とは話をしなくなりました。
数年前に私も体調を崩し、気分が落ち込み、人混みにいると頭痛とひどい肩凝りに悩まされ、自分は生きる価値などないと思いながら、多忙な日々の生活に振り回されていた時期がありました。
カウンセリングを受けた結果、私の適応障害の根本的な原因…それは、幼少期の厳しかった母の躾でした。
あぁ、やっぱりそうだったか…それが率直な気持ち。何となくそうではないかと思っていたものを、第三者が認めてくれた。何故か清々しい気分になったことを覚えています。
それから庭作りをスタートし、庭作業は今でも私の生き甲斐となっています。
どんな母親像が1番いいのかなんて正解はどこにもないし、他の母親は、私の母親とどんな違いがあるのかも知らない。
東大生でも解らない "母の日検定"や、お母さんありがとうのCMの話題は、私の心をちくっとさせます。
本当に悲しいけれど、こんな母娘の関係も実在するのです。