山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

陶器市で再び花瓶を買う


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今まで青森県の伝統刺繍 "こぎん刺し" を楽しんできましたが、ちょっと違うことがやりたくなって。裁縫の原点である、花ふきんを縫い始めました。

余計なことを頭の中から消して、無心で針を動かす。なみ縫いで模様通りに針を刺してゆくだけなので、簡単そうに見えるでしょう?ところがとっても奥の深い刺繍なのです。

まず、縫い目のサイズを揃えて、ばらつきなく均等に刺してゆかないと仕上がりがきれいに見えません。下絵が点線でプリントしてあるので、その通りに刺せばいいのですが、何せ機械での印刷ですから多少線が歪んでいたりします。それを微調整しながら。それから線の交わる部分や刺し終わりも、気を抜かずに丁寧に。

これは朝顔の図柄。アラが目立ちにくい、初心者向けの図柄なんだそうです。ちなみに印刷の下絵は水洗いすると消えます。

 

 

気軽に花を楽しむことができる小さな花瓶を少しずつ増やしたくて、週末は庭から離れて陶器市へ出掛けてきました。

場所は栃木県益子町の秋の陶器市。昨年も出掛けたイベントです。

 


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この益子陶器市は毎年、春と秋の2回開催されています。いつもは春のGW時の開催に足を運んでいますが、今年は春に出掛けなかったので、この時期になりました。

益子焼は厚みのある素朴な風合いの焼き物で、土本来の色に艶やかな黒や茶色で色を付けるものが一般的でした。最近は若い作家さんが増えて、デザインも色も若者が好むような焼き物が増えてきています。

メイン通りは人と車がごった返していて、写真なんて撮れたもんじゃありません。山田ガーデンが好きな、この静かな裏通りの坂道で伊集院光さんをお見かけしましたよ。

 


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坂を上がって行った広場には、地元の益子焼以外の全国の焼き物作家さんが出店するブースが並びます。

 


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これは益子焼の椿の箸置き。オーソドックスな古いデザインですが、逆に温かみを感じて思わず買ってしまいました。

 


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今年は、千葉県行田市の焼き物作家 岩田智子さんの一輪挿しに度肝を抜かれた!

縦横どちらにしても使えるキューブ型。なんて斬新なデザイン!