秋のバラがちらほら咲いています。咲くのは大抵決まった品種なので、驚きも然程ありませんが、やっぱり嬉しくなります。
黒い黒い、ルイ14世
上品なベルベットのような美しさ。冷え込みからか、きゅっと締まった花が咲きました。
ポンポン菊の中に咲くのは、センチメンタル
地植えにした今年はよく返り咲いてくれました。鉢植え時代、陽当たりが悪い所に置いていたからなんだけれどね。
本当に地植えにして良かったバラです。
花盛りのポンポン菊には、ツマグロヒョウモンがやって来ました。
幼虫は山田ガーデンでも毎年見掛けます。トゲのある黒い幼虫で、赤のラインが縦に1本通っている毒々しい姿。こんなに素敵な蝶になるとは到底思えない幼虫です。山田ガーデンではツボスミレの葉がお気に入りのようで、むしゃむしゃ食べています。
ブラッシュ ノアゼットは初冬まで花を咲かせる優秀なバラ。しかし、ちょっと問題が出てきました。
落ち葉を掃除していたら、株元に木屑が出ていることに気付きました。そう、どうやらテッポウムシが入ってしまったようです。遂に来たか…という感じ。
このバラのすぐ側にイチジクの木があります。イチジクはカミキリムシを呼び寄せる木。"テッポウムシ" とはカミキリムシの幼虫の呼び名です。だから早かれ遅かれ、こういうことになるだろうとは思っていました。
木屑が出たということは、幼虫がバラの幹の内部を削って入り込んだ証拠で、バラを育てているガーデナーさんは皆恐れている被害のひとつです。
幹の内部を食べ尽くされれば、どんなに元気に咲いていたバラも枯死してしまうからです。
幹に怪しい小さな穴が見つかったので、針金を何度も何度も何度も突き刺しておきました。このまま2~3日様子見します。
そうなると心配なのは新雪。こちらはかなりの巨木になりつつあるつるバラです。バークチップでマルチングしているからか、こちらは大丈夫でした。
早目に対策を施さなくては…