山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

ついに木屑を発見〜ブラッシュ ノアゼット

 

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秋のバラがちらほら咲いています。咲くのは大抵決まった品種なので、驚きも然程ありませんが、やっぱり嬉しくなります。

 


f:id:y-garden:20181119121854j:image黒い黒い、ルイ14世

上品なベルベットのような美しさ。冷え込みからか、きゅっと締まった花が咲きました。

 


f:id:y-garden:20181119122149j:imageポンポン菊の中に咲くのは、センチメンタル

地植えにした今年はよく返り咲いてくれました。鉢植え時代、陽当たりが悪い所に置いていたからなんだけれどね。

本当に地植えにして良かったバラです。

 


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花盛りのポンポン菊には、ツマグロヒョウモンがやって来ました。

幼虫は山田ガーデンでも毎年見掛けます。トゲのある黒い幼虫で、赤のラインが縦に1本通っている毒々しい姿。こんなに素敵な蝶になるとは到底思えない幼虫です。山田ガーデンではツボスミレの葉がお気に入りのようで、むしゃむしゃ食べています。

 


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ブラッシュ ノアゼットは初冬まで花を咲かせる優秀なバラ。しかし、ちょっと問題が出てきました。

 


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落ち葉を掃除していたら、株元に木屑が出ていることに気付きました。そう、どうやらテッポウムシが入ってしまったようです。遂に来たか…という感じ。

このバラのすぐ側にイチジクの木があります。イチジクはカミキリムシを呼び寄せる木。"テッポウムシ" とはカミキリムシの幼虫の呼び名です。だから早かれ遅かれ、こういうことになるだろうとは思っていました。

 

木屑が出たということは、幼虫がバラの幹の内部を削って入り込んだ証拠で、バラを育てているガーデナーさんは皆恐れている被害のひとつです。

幹の内部を食べ尽くされれば、どんなに元気に咲いていたバラも枯死してしまうからです。

幹に怪しい小さな穴が見つかったので、針金を何度も何度も何度も突き刺しておきました。このまま2~3日様子見します。

 


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そうなると心配なのは新雪。こちらはかなりの巨木になりつつあるつるバラです。バークチップでマルチングしているからか、こちらは大丈夫でした。

早目に対策を施さなくては…