山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

芽出し球根の植え付け〜より自然な姿で咲かせる方法

 


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山田ガーデンの住む北関東は本当に寒い。豪雪地域とはまた違った、乾燥して刺さるような寒さ、なのだそう。

毎朝の平均は-4℃で、-6℃になると給湯器からお湯が出なくなります(泣)。

なのでひどく冷える予報が出ると、一晩中水道の蛇口をゆるめて、ポタポタと水を垂らしておくという、ちょっと昭和っぽい対策をしておかなくてはなりません。

庭にもマルチングをしなければ、こぼれ種から芽を出したセリンセは生き残れません。オルラヤは結構寒さに強いので、大丈夫ですけれども。

 

 

先日ホームセンターで見つけてしまった芽出し球根。そろそろ庭に植えないと…

仕事から帰宅し、部屋の中でコーヒーを飲みながら、どこへ植えようかしらとイメージしたりはしていたのですが、やっぱりそれらを手に持って実際に庭をうろうろしながら決めたほうがしっくりくるので、ちょっと植え付けるまでに時間が経ってしまいました。

 

 

私が絶対にしない球根の植え方、それは "等間隔" です。学校の花壇によく見る、ぽつぽつと等間隔に植えること、あれは不自然な植え方だと感じますが、なぜ皆さんやるのかな?自然界に等間隔は存在しないから、私は絶対にその植え方はしません。球根は出来るだけぎゅっとまとめて植えます。

 


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あたかも自然な姿に見えませんか?球根が分球して増えたような感じ。球根はぎゅっとまとめて植えると魅力が増します。植物が違和感なく庭に溶け込むよう、作り込むことに重点をおいています。

 


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今回、ミニアイリスはテマリシモツケ サマーワインの株元に、クロッカスはブロックの端に、それぞれぎゅっとまとめて植え付けました。

並びは等間隔にはせず、あくまでも自然に、です。

 

クロッカスは何年も植えっぱなしにしても、ちゃんと咲いてくれるので、本当に貴重な球根植物です。ミニアイリスはどうかな?初めての花が待ち遠しい!