今年もメーデーである5月1日、日陰ではスズランが咲き出しました。これは引っ越した時に移植したウメモドキの株元に奇跡的に残っていたもので、毎年徐々に増えてきています。
昔から世界中で愛されてきた、素朴なかわいらしい姿。人間に例えるとどんな人かな、絶対に陰口なんか言わないのだろうな。そんな想像をしてしまいました。
メーデーにスズラン。この2つに意味があることに気付いた方、あなたはきっとフランスファンでしょうね。フランスでは5月1日にスズランを贈り合う習慣があるそうです。
日陰でよく育ちます。かわいい姿とは似つかず毒があるので、切り花で飾る際にはご注意を。
上を見上げれば、外壁に誘引しているつるバラ 新雪も咲き出しています。なぜか中心がほんのりピンク色の珍しい雰囲気の1輪。まるでブラン ピエール ド ロンサールのようです。
バラと入れ替わるように、八重咲きのチューリップはそろそろおしまいです。最期のこの踊るような花弁が豪華な別の花のよう。種から育てて植え付けたオルラヤも咲きそうです。
毎日仕事が忙しく、家にいる時間は殆どないので、庭のこともほんの少ししか切り取ることは出来ないけれど、朝夕見回る度にワクワクさせられます。いい季節になりましたね。