庭作りをしていると、必ず虫と対峙しなければならない場面がやってきます。虫といっても様々で、甲虫やらアブラムシ、アリ、芋虫毛虫、ハチの類いや書くのも嫌な軟体モノ…特にバラを植えていると、頭を悩ませる虫が多くやって来ます。
見て見ぬふりをすれば被害は拡大し、葉はぼろぼろに穴が開き、蕾や花弁は食い尽くされ、大切な植物たちは見るも無惨な姿に変わり果てます。作業しているこちらが痛い思いをすることも。
かわいいアリも愛犬きなこにとっては厄介な存在。こうして庭でリラックスしていると体中に登ってくるので嫌がっています。
シナモンパウダーがアリに効くという情報を知り、巣穴の周りに撒いてみたけれど、いなくなったのは4~5日だけ。すぐそばに引っ越しし、また新しい巣を作っていました (汗)。
申し訳ないけれど、植物に影響がある虫は駆除しています。薬を撒いたり、ハサミの先で摘まみ取ったり、指で潰したり。それでも全滅させることは不可能です。駆除すればまた卵を産み付けられ、どっこいどこかで生き続けています。
でもね、それでいいのだと思うのです。目くじらを立てずにほどほどに共存できれば。虫が来てくれる庭を作ることができている、虫から合格点をもらえているんだ、って考えれば気持ちも楽になれます。
ハチが飛び、ナメクジが這い回る庭。それが私の庭です。