山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

蒸らさない、徒長させない作業

 

梅雨の晴れ間が2日続いたので、いつもより少しだけ、真剣な作業をしました。


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柚の木の下、陽当たりの良い一等地。こぼれ種から恐ろしいほど増え過ぎたエリゲロンや、種でも地下茎でも増える食用にするには恐過ぎる黒ミツバと、斑入りミツバのアエゴポディウムを抜き取り、地下茎で広がるヒペリカム ゴールドフォームも、広がり過ぎた分を切り戻したら、こんなにスペースが現れました。

植物も年々大きくなるので、隣同士がきつきつになって風通しが悪くなったり、植物同士の影ができたりすると、不調になったり徒長したりします。山田ガーデンは半日陰なので、うどん粉病が広がりやすく、また徒長もしやすい環境。こぼれ種で芽を出したものも、可愛いから、とそのままにしていると収拾がつかない事態になります。

ちなみに、昨年はここにパイナップルセージを植えていましたが、春先に駄目になりました。きっと周りが茂って充分に陽が当たらなくなったから。丈夫なはずの植物が駄目になるって、やっぱり凹みます。

混みあった所は抜く、切る。これは梅雨時期から夏に向けての大切な作業です。

 


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大好きで植えたミズヒキも、小さな種がこぼれて、それはもうあちらこちらから芽を出します。もったいない気持ちを封印して、無心で抜きまくります(笑)。

ミズヒキは葉こそ大きめですが存在感が弱めな植物なので、庭のあちこちに広がってもうるさい感じはしませんが、メリハリのある庭をキープしたいのであれば、きちんと植栽スペースを区切って、こぼれ種をむやみに広げない方が良いです。これはどんな植物にも言えること。

 


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一等地のスペースには、鶏ふんをすき込んで朝顔の苗を植えました。朝顔を育てるのは久しぶりです。ここに越して来て初めて。うだる夏の楽しみになります。