山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

テキトーに種蒔き&悩ましい球根選び


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暑いくらい日差しの強かった先日は種蒔きを決行。ちょっと遅くなってしまったな、大丈夫かな。写真に撮るのも恥ずかしいくらい、テキトーな封筒を再利用して、種を保管しています。

 


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地面に顔が着くくらい目を凝らせば、もうこぼれ種が芽を出しています。ニゲラは直蒔きがぴったり。ポットに手間隙掛けて蒔くよりも、これまたテキトーに地面に蒔いた方がずっとしっかり育ちます。寒さも心配なし。しかし遮光性の種なので、陽に当たらないように土を掛ける必要があるはずなのに、こぼれ種がちゃんと芽を出すのは何故なのでしょう。

大量に採種したラークスパーの種も、花咲か爺さんが灰を撒くイメージで撒き散らします(笑)。

勝手に命名した昨年の ビオラ "北海道ブルー" とセリンセはポット蒔き。セリンセは寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまうので、山田ガーデンではビニルポットで管理する必要があります。不織布を掛けたり外したり手間が掛かるけれど、今の頑張りが春に繋がるのだと言い聞かせながら…

 

 

これでリストアップした作業は残すところ1つ。チョコレートコスモスの移植です。それはまたの機会に行うとして、他に重要なことを思い出しました。チューリップの球根をまだ準備していなかったのです。

 

古い球根が花を咲かせたりしたので、春はたくさんの種類が咲いたように感じていましたが、実は昨年準備した球根の半分は咲かなかったのです。紫色のブルーダイアモンドと富山産の黄色のチューリップ、これらの球根は、今も庭のどこかにひっそりと眠っています。

葉は出るものの花が咲かない。これは以前から山田ガーデンではよくあることなのですが、せっかく買って植えても花が咲かないのでは、お金も作業時間も勿体ないな、と思ったりもします。でもチューリップのいない春の庭は寂しすぎるから、また期待を込めて植え続けます。

 


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今年のチューリップの球根は、植木鉢で育てることにします。なんだか球根まで年々値上がりしていて、懐に響きます。いつか買いたくても手が出せなくなる日が来てしまいそう。