山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

庭と虫

庭作りをしていると、必ず虫と対峙しなければならない場面がやってきます。虫といっても様々で、甲虫やらアブラムシ、アリ、芋虫毛虫、ハチの類いや書くのも嫌な軟体モノ…特にバラを植えていると、頭を悩ませる虫が多くやって来ます。 見て見ぬふりをすれば…

シーズン終盤の新雪

山田ガーデンで1番迫力のあるつるバラ 新雪は、開花ピークを過ぎ、疲れた花がらが目立ってきました。切らなきゃ…という気持ちはあっても、この暑さでどうにも体が動きません。夕方6時過ぎにようやく思い腰を上げました。 元気の良い枝には複数の蕾が付きま…

猛暑と戦う農作業

朝5時はとても涼しい。この時間にビニルハウス作業ができたらはかどるのにな。7時近くなると急に太陽の暑さを感じるようになります。 暑さの襲来と共に始まったビニルハウスでのイチゴ苗廃棄作業は、午前中が精一杯。慣れない鎌を振る右手には水ぶくれ、汗…

恨めしい気温32℃~ER チャールズ ダーウィン

山田ガーデンの働くイチゴ農園では、苗の刈り取り (廃棄) が始まりました。何千もの数の株を、1株1株、鎌で刈り取ります。ビニルハウスの中の気温は一体どれくらいだったのでしょう。こんなに汗をかいたのは、学生時代の部活動以来です。汗が眼の中にまで…

人の手は必要としない花~ニゲラ

いろいろな植物を育てていると、不思議な事がたくさんあります。山田ガーデンではどんなサルビアも上手く育たないし、突然枯れてしまうのはよくあることで、逆に突然植えていない植物が出てきたり、種を蒔いても芽が出なかったり、花が咲かなかったものが何…

暑さを待つ花、野菜たち

そろそろ陽射しが強くなってきて、庭を彩ってくれていたビオラたちも徒長してクタクタしてきました。種の出来ない品種は全ての花を摘み取って部屋に飾り、種待ちのものはバックヤードに移動したりしています。 実はきちんと "バックヤード" と呼べるような場…

春の嵐の後

昨日の嵐が嘘のような青空。庭を見回ると、ジギタリスが無惨に折れていました。棒を立てていたものも折れていたから、どうしようもない風だったということで。 山田ガーデンの通路には雪が降ったかのようにつるバラ 新雪の花弁が散らばっていて、これを片付…

しっかり者なバラ~マルシェルブ

天気予報通り、風を伴った雨降りです。結構しっかりと降っています。 今日は、少し前から満開になっているHT マルシェルブのお話です。この鉢、昨日のうちに雨風が当たらない軒下へ移動してあります。 アプリコットオレンジ色が美しいこのバラにホームセンタ…

2基目のバラアーチ~新雪のために

「立てるしかないか。」 主人とホームセンターへ急ぎました。お目当ては120cm幅の手軽なもの。突然ですが2基目のバラ用のアーチ、立てちゃいました。 冬の間にろくな剪定が出来なかったつるバラ 新雪は、恐ろしいくらい大量なステムを伸ばして蕾を付け、そ…

大好き!絞りのバラ~センチメンタル

白地に赤い絞り模様が爽やかなバラ センチメンタル。面白いのは、色が反転すること。 白地 × 赤の花弁は春の1番花のみで、2番花以降は赤地 × 白に変化します。秋に咲く花は赤地 × 白だと書いている情報がありますが、山田ガーデンでは1番花の剪定後に咲く…

パルフェ タムールの開花

小さな一重咲きのバラが好きです。巻き巻きの豪華なバラとは違った、素朴なかわいらしい雰囲気がたまらなく好き。 楽しみにしていたバラが山田ガーデンでも咲き出しました。その中のつるバラ、イギリス ワーナー社のパルフェ タムール。一重咲きのつるバラ …

ひとりイチゴ狩り

今シーズンのイチゴの出荷はおしまい。約半年続いたパック詰めも終わりを迎えました。まだイチゴはたくさんなっていますが、暑くなってくると株も弱ってくるし、甘味も薄くなるので、美味しくないイチゴを出荷したくないのだそうです。それがウチの味だと思…

地味な植物にスポットライトを!

バラの開花が楽しみな山田ガーデン。実は、日なたと日陰が半々にある庭です。常に樹木の影が伸びている場所あり、日なたは午後になると家の影で日陰に変わります。これを "半日陰" と言います。 バラは出来るだけ陽の当たるところを選んで植えてありますが、…

心躍る~開花間近なバラたち

パルフェ タムールの蕾から、ちょっとだけ覗く赤紫色。いよいよバラの開花を控えた今が、1年の中で1番心躍る時。 大好きな絞りのバラ センチメンタルは、バラゾウムシの襲撃に遭いながらも、奇跡的に蕾は無事でした。地元のバラ園で一目惚れしたこのバラの…

不思議な花に、可笑しな鉢

ルリニワゼキショウはとっても小さな花。1cmにも満たない。鳥が運んできたのか、昨年から突然姿を現し、花を咲かせるようになりました。不思議なことが起こるものです。雑草っぽいような、ぽくないような。 とってもかわいいので抜かないようにしています。…

強健なノヴァーリス、ERにはなぜか不安な気持ちにさせられる

大好きなER アブラハム ダービーの蕾。丸々としてきました。 毎朝庭を見回りし、蕾に付いたアブラムシを指で潰して回っています。先月、全てのバラとロシアンオリーブは噴霧器でアブラムシ駆除をしましたが、見落としていたムクゲの木。新葉にびっしり付いて…

小型ギボウシ~ブルーマウスに水戸の華

仕事帰りに隣市の花木センターへ車を走らせました。4月に桜を見に行って以来です。GWにはバラフェアを開催していましたが、仕事でそれどころではなかったし、空いている時にゆっくり見たかったから。 花木センターでは園芸農家さんが直接品物を納品しに来て…

魔法の粉?~シナモンパウダーでアリ駆除

朝から胃が痛むことばかり。高校生になった娘は髪をお団子にしたいけれど自分では出来ないから、私に頼んでくる。愛犬きなこは散歩に行きたくてウロウロしている。休み明けは息子の登校が心配で、朝起きる気配があるのか気が気じゃないのに、今日はゴミ収集…

ひっそりと開花〜シャガ

この写真のどこかに、山田ガーデンが待ちわびていた花が咲いています。さぁどこでしょう? それは大きく踊るチューリップの花弁の下で、ひっそりと咲いていました。シャガ。咲くのはまだ先だと思い込んでいてノーマーク。株分けしたものを植え付けたばかり…

種蒔きフレンチラベンダーの開花

先週だったでしょうか、NHKの「趣味の園芸」でラベンダーを特集していたのは。ラベンダーを植えたいからガーデニングを始める、と言う方もいらっしゃるでしょうね。そのくらい不動の人気を誇るハーブです。 一口にラベンダーといっても数種あり、山田ガーデ…

神様にはなれない~バラゾウムシの被害

昨日に引き続き、アーチのブラッシュ ノアゼットが1輪咲き出しました。幹の中をテッポウムシ (カミキリ虫の幼虫) に入られながらも、昨年の春と同じようにたくさんの蕾を付けてくれています。 今でもきちんと駆除できたのかどうかは判りませんが、ベーサル…

スズランの咲く頃

今年もメーデーである5月1日、日陰ではスズランが咲き出しました。これは引っ越した時に移植したウメモドキの株元に奇跡的に残っていたもので、毎年徐々に増えてきています。 昔から世界中で愛されてきた、素朴なかわいらしい姿。人間に例えるとどんな人か…

好きですか?プラスチックのプランター

一昨日の夜から雨が降り続いています。洗車をしたかったし、発芽したサニーレタスもポット上げしたかったのに、寒い雨の中では何も出来ませんでした。 こんな日はホームセンターに行ってぶらぶら売り場を眺めながら、あれこれと構想を練るに限ります。 4月1…