去年咲いた花が、今年また同じように咲くとは限らない。
うまくいっていたことは、いつか終わりがくる。
ううん、うまくいっていると思っていたのは自分だけで、本当は綱渡りだったのかも知れない。
もしくは本当にうまくいっていたのに、たった一度の何かしらの原因が取り返しのつかないダメージとなったのかも知れない。
どちらにしても、もう仕方のないこと。
昨年咲いたオダマキの株が消滅してしまい、こぼれ種も花が咲けないほど小さいので、オダマキのように花首が上に伸びるものを、と選びました。
ゲウム リバレ
オダマキの株は寿命が短いというのは本当でした。
お正月までは葉を確認できていたのに…
こぼれ種の発芽率がいいので、うまく赤ちゃんを育てながら、株を更新した方が絶えることがなさそうです。
このゲウム、和名は"ダイコンソウ"と言って、ホームセンターで売られているほどポピュラーな植物です。
葉が大根に似ているから、この名なのだそう。
暑さが苦手とのことなので、柚の木の枝で影ができる場所に植えてみました。
雪に埋もれても大丈夫なほどの耐寒性が、安心して植えられる決め手となりました。
オダマキが持つ、繊細な細い茎や愛らしいハート形のような葉。
何とも言い難い芸術的な花の作りには敵わないけれど。
縁があったら、またね。