山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

君の名はピエール ド ロンサール

 

本葉の出てきたジニアのプラグ苗を片手に、山田ガーデンを出発。

トコトコと5分ほど歩くと、尊敬しているご夫婦ガーデナーさんのお宅です。

 

グラウンドカバーのセダムや斑入りのミツバ、デルバール社のバラ"シャンテ ロゼ ミサト"の挿し木苗などは、以前このご夫婦から戴きました。

ジニアの苗を渡すとすぐに、「何日か前に、散歩がてらにお庭を拝見させてもらいましたよ」と言われて、超恥ずかしかったです(笑)

いつもゴミ袋が片付かない庭ですから…

 

突然お伺いしたのは、玄関前のアーチにあるピエール ド ロンサールを見せてもらいたかったのです。山田ガーデンのスタンダード仕立てが、本当にピエールなのかどうか。

 

照り葉で、若い葉の縁は細く赤がのり、葉の形は丸っこい。


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やっぱり間違いなかった!



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ご夫婦のお庭は広くはないけれど、たくさんのバラの根元が見えないくらいに他の植物が植栽してあります。

(写真がないことが残念。撮らせて下さいって言い出せなくて…)

混栽がとても自然で、おじさんも好きなスタイルなのだとおっしゃっていました。おかげで、カミキリ虫やカイガラ虫の被害には気づきにくく、去年は白雪姫が枯れてしまったよ、とも。

「もう最近は、バラの名前がすぐに出てこなくなっちゃってね」

おじさん、アイスバーグの名は出てこなくても、別名の白雪姫はちゃんと覚えていたんですね。

 

山田ガーデンのバラもよく見ればウドン粉病が出始めていました。

オールドローズのブラッシュ ノアゼットとハイブリッドのブラックティーです。慌てて全てのバラを消毒しました。

やっと葉が出始めたばかりだというのに、 病気になるのはあっという間。気が抜けません。

 

 


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夕方には球根のラストを飾る、チューリップ スラワが色付いて。