朝から庭に出ると、バラの新しい蕾ががたくさん開いていて、すぐにゆっくり眺めたいところですが、現実は地面に這いつくばりながら散った花弁を掃除しつつ、時々顔を上げてバラを眺める。
しばらくはこんな朝が続いています。
chant rose misato "シャンテ ロゼ ミサト"
仏名 : soeur Emmanuelle
シャンテ ロゼ ミサトは日本での呼び名です。
ビー玉のような真ん丸の黒い蕾は、ほどけて開いていくうちに、徐々に色を変えてゆきます。
バーガンディーから薄い紫のようなピンクのような…
いつも悩みます。このバラは紫なのかピンクなのだろうか。
"ラベンダーピンク"とでも言っておけばわかっていただけるでしょうか。
開くとかなり大きいですね。今年は蕾がたくさんついて嬉しい限り。
本当は山田ガーデンに来る予定ではなかった、間違ってやって来たバラなのです。赤黒い蕾が現れた時は、そりゃあ驚きました。
こんな出会いもあるのですね。
「高芯咲きじゃなきゃバラって感じがしない 」と主人は言います。
逆に山田ガーデンは、高芯咲きばかりじゃないバラの品種の多さに驚き、一重バラから平咲き、ロゼット咲き、と気付けば様々な品種が咲く、現在の庭の姿となりました。
もうひとつ、バラに興味が湧いたのは"バラ栽培に関する専門用語の多さ"。
ベーサルシュートやサイドシュート、出開き、ボーリング…育てているガーデナーさんはよくご存知の専門用語ですね。
これらを覚えることが楽しくて仕方なかった。興味が湧くと一直線!な気質なので、あっという間にのめり込んでしまって(笑)
カフェの蕾も次々に開きます。
さて、コーヒーでも飲むとしますか。