山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

コガネムシ、ごろごろ~アブラハム ダービー

 

春花の種蒔きをしなきゃならないと思っているのですが、どうも気がのらない…。

山田ガーデン北側の売り地に家が建つため、昨日は朝からクレーン車が出入りしていて、ドンドン・ガンガンと打撃音が鳴り響き、作業されている方が声を張り上げている。とにかく騒がしいのです。

 


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だから穴を掘りました。

 

 

とうとう腹を決めた。バラを鉢から抜き、自由に大きくなってもらうことにしました。

地植えにすると、余程のことがない限り動かせなくなるので、慎重になっていたのです。水遣りも追い付かないし、毎年植え替えも重労働なので、やってしまおう!

 

地植えにしたいバラの候補は4鉢。ドイツ コルデス社のカフェと、フランスのギヨー社のラ フランス以外全部なのだけれど、本来の成長を1番見てみたいのは…ER アブラハム ダービー!

 

根元はかなり固く締まっています。大苗を購入して2年目が終わろうとしていますが、今までシュートが上がって来たことがありません。成長していると思えないのです。

鉢のままでは、細くおとなしく生きてゆくだけのような予感がします。本来つるバラのような仕立ても出来るほど伸びるはずだもの。

 

 

テラコッタ鉢から抜くと、あれ?何かが動いている?

 


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根には触らず、そのままササッと植えつけるつもりだったけれど、土の表面~深さ5cm辺りから出るわ出るわ…その数、合計10匹。

 

更にテラコッタに残った土からも出てきまして、最終合計は44匹でした…

 

目の当たりにしたのは始めてで、あぁ、こういうことか、と。夏場にあれだけの数が庭に飛んで来ていたのだもの、卵を産み付けられていても不思議じゃあない。

住友化学園芸のページで調べてみると、コガネムシは夏頃に産卵し、幼虫は根を食べて越冬。春に蛹になるそうです。越冬する際は、更に深く土に潜ってゆくようです。おそろしや。

他のバラの鉢も点検した方が良さそうですね。

白根は少なくなっていましたが、なんとか持ちこたえておくれ。

 


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午後1時まではなんとか陽が当たる場所。

ちょっと狭いかも知れないけれど、山田の頭の中にはイメージが出来ているので大丈夫!

 


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どうか、どうか1本でもいいから、元気なシュートが出ますように。