山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

まるで釣竿~新雪

 

春に出た葉が紅葉し、ハラハラと落ち始めました。葉の養分が根に戻っている証拠。冬眠の合図です。

そろそろ、つるバラ 新雪の大仕事、やりますか。


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このつるバラの誘引は本当に大変です。今年伸びたシュートを家の壁面に収めるには、流血覚悟で挑みます。


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もうね、麻紐が1年持たずと切れてしまうのです。つるが風に揺られて重みに耐えられないのでしょうね。

そのため、太いつるを誘引するにはゴムの被覆の付いた柔らかワイヤーで、重さがかからない枝先にだけ麻紐を使うことにしています。

しかしワイヤーを張るために壁面に使っているスッポンフックも、テンションがかかる部分は取れてしまっているという始末。火で炙って接着させるものも役に立たないなら、もうどうすりゃいいのよ。 

  

バラの本には "昨年縛った紐を全て解きます" と書いてありますが、誘引を全部外すなんてとても出来ません。太くて固い主枝がボキッといっちゃうもん。

古い枝と余計な枝を切り、空いた部分に伸びたシュートを固定していきます。

 
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問題は南側に長く伸びたシュートをどう収めるか、です。この長さ…まるで釣竿のよう。

残す枝を決めて、他はバッサリ切りました。


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今週はここまで。