植物の中でも生命力の強いものと弱いもの、環境に合うもの合わないものがいます。それがハッキリ出る季節が夏と冬。
山田ガーデンの住む北関東。冬は最低気温が-6℃にもなるため、その寒さを越せないものは庭に植えることを控えます。家の中で冬越しさせる植物もいますが、本当はその植物の持つ生命力で庭に根付いてほしい。だってそれが1番自然な "ナチュラルガーデン" でしょう?
3回目の冬を越せずにユーカリ グニーは寒さで枯れてしまいました。シルバーの葉を纏いすらっと伸びる細いラインが素敵だった。70cm位まで成長していたので大丈夫かな、と軒のない場所へ置いていたら、やっぱり寒過ぎたようです。
昨年のドドナエアに続き、またしてもオシャレ木が駄目になってしまいました。もう山田ガーデンに迎え入れることはないでしょう。寒さに負けない植物しか生き残れないのよ、ここでは。
思い返すと、今年は様々な理由で駄目になってしまった植物が幾つもありました。
ロベリア (サワギキョウ)
昨年の夏に植えましたが、春には芽吹きませんでした。真っ直ぐ伸びる茎の上に折り紙で作ったような不思議な形の花が乗ります。寒さで葉が溶けます。暖地向けの宿根草ですね。
ユーフォルビア アミグダロイデス パープレア
夏の長雨の影響で2株共に消えてしまいました。紅葉した姿も好きだったなぁ。葉が落ちていたので、根腐れしちゃったっぽい。
冬越しした後、小さなアリの住みかになってしまい、結局枯れてしまったガザニア カシスクリーム風
残った1株は今も元気です。
パッと明るい小さなヒマワリのような花が好きで、他の色も買い足したくらい。夏にはぴったりのアフリカ原産。無事に冬越しできますように。(安い苗だったんだけどね)
オリエンタルポピーも、2株のうちひとつは気付いたら消えてしまいました。 水持ちのいい黒土が合わないんだよね。凝ったシベの素晴らしいことと言ったら!
春に咲いてくれたなら、必ず種を採ろう!
今シーズン1番と言われている寒波が日本列島に大雪をもたらしています。
もう本格的な冬がもうやってきているのですね。