ご覧になりました?昨晩のTBSの番組「マツコの知らない バラの世界」。
多くは語りませんが(苦笑)、趣味って何でも没頭したもの勝ち!なのだなぁと。そして不思議と似たような人が周囲に集まるのだなぁ。そんな感想を持ちました。
山田ガーデンは1年中ジーパンにオッサンサンダルで庭にいます。こんな庭主ですが、バラパーティーを開催したら誰か来てくれるんだろうか(笑)。
さて、山田ガーデンのバラ ブラッシュノアゼットには、奇妙なものがぶら下がっています。ぷっくりしていて赤く色付き、カワイイと言えばカワイイ。一昨年位から見かけるようになりました。
ブラッシュノアゼットにだけぶら下がる、謎の実。なんだろうなぁ…と気にはなっていましたが、この品種独特のものなのかな~と、それ以上は考えたことはありませんでした。
必ず複数個ぶら下がります。
思い立ったので、"バラの葉_膨らんだ丸いもの" でネット検索してみました。
────バラハタマフシ(薔薇葉玉附子)…?
なんと、カワイイとまで思っていた奇妙な実は、"バラハ タマバチ" の幼虫のおうちだったのです。いつまでもぶら下げていたことで、内部の幼虫が成虫になり、またブラッシュノアゼットの新芽に産卵する…そういう訳だったのでした。
バラを食害する虫は数多くいます。アブラムシからチュウレンジ、ホソオビ、エカキムシ辺りはメジャーな虫。今回のバラハ タマバチは、園芸本にも載っておらず、私は始めて知りました。
でもこのカワイイ見た目からか、何だか許せちゃう。上記に貼り付けた森林総合研究所の記事に "建築美" と書かれているように、先入観なしで眺めていると、本当に不思議でカワイイ実だと思えるのです。
自然界には様々な美しさが存在するのですね。