山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

キジバトとチェービー台風

 

朝起きたら、まず居間の東側のカーテンを開けて、タッセルで留めます。そして次にレースのカーテンをそっと細く明けて、目の前の柚の木にいるキジバトの赤ちゃんの様子を確認します。

日曜日もいつもと同じようにレースカーテンから外を覗くと、巣には赤ちゃんの姿がありませんでした。

 


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えっ?と目を凝らして見ると、いました。自分の巣から小鳥用巣箱の上に。巣立ちです。

全体的にまだ幼さが残りますが、翼にはキジバトの特徴である鱗模様が見えます。1週間程度はこの木で過ごし、広い空へと飛び立つのでしょう。いよいよですね。

 

 

キジバトの赤ちゃんは鳴かない」と言われていますが、ピーピーとかわいい鳴き声を何度も聞きました。鳴いているのは親鳥が近くに来ている時、または親鳥が来る時間になった時。そりゃあ待ち遠しくて鳴いちゃいますよね。

逆に威嚇して鳴いたりすることは全くありません。私が庭のあちらこちらをうろうろしながら作業をしていても、静かにじっとしています。だから話しかけることもできるんですよ。

ツバメや雀の赤ちゃんは比較的よく鳴く方だと思います。一度に産まれる雛の数が多いので、賑やかに感じるのでしょう。キジバトは1~2羽しか産まれないそうです。

ちなみに今回の大型台風21号には「チェービー」という名前がついていました。韓国語で「ツバメ」なんですって。

 

チェービーは、韓国が用意した名前でツバメ(燕)の意味です。

台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)などが提案した名前が、あらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。

また、ハリケーンが東経180度を越えて北西太平洋に移動してきた場合やサイクロンが北インド洋から南シナ海に移動してきた場合、台風と名称が変わりますが、その場合は、以前の領域を担当する気象機関によって既に付けられた名前がそのまま継続使用されます。このため、140に含まれない名前が付けられた台風もあらわれます。(例:2018年台風17号。ハリケーン「ヘクター」が、そのまま台風17号「ヘクター」に。)

tenki.jpより引用

 

 

今朝もまた、巣から出ています。

これから明日にかけて大荒れの天気になりそう。山田ガーデンの植物も、背丈のあるものは紐で縛って、強風で倒れたり折れたりしないようにしました。

どうか日本中に大きな被害が出ませんように、とただ祈るばかりです。