山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

公園に行こう〜植栽のヒントを学ぶ

 

子供たちが小さかった頃、休日は必ず公園へ出掛けていました。県内の公園を調べあげ、おにぎりを握って水筒を用意して、おやつにタオルに着替え一式も持って。

小学校の高学年になると、部活や習い事で忙しくなり、友達と遊びに行くことが増えて、家族で一緒に公園に行くこともなくなりました。ま、自然な流れですね。

でもね、きなこがやって来てから生活が激変しました。公園熱、再沸騰です(笑) 。それならば、と車で30分程の距離にある大きな公園へ、きなこを乗せて行くことにしました。

ここは約20年前に花の博覧会開催のために作られた公園。数年前には園芸家の吉谷桂子さんが花壇を監修したことがあったような。今はどうなのか分かりませんが…

 


f:id:y-garden:20181010001839j:imageメインの花壇はカラフル!

山田ガーデンなんて比べ物にならない。地味過ぎ。半日陰の庭が恨めしくなる瞬間です。

 


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大輪のダリアの球根は値段が高くて手が出せません。こうして咲いている姿を見られる機会は貴重です。



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大好きなカンナが広い空の下でいっぱいに陽を浴びていました。オーナメンタルグラスのふわふわした穂とカンナの大きな葉の対比が面白い。

なんだか吉谷さんの香りのする植栽だなぁ…多分きっとそうだ。

 


f:id:y-garden:20181010081953j:image大きなボール咲きのダリア

 

f:id:y-garden:20181010082057j:imageアプリコットピンク色がかわいい

   

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花壇を抜けると、芝生の広場が広がります。休日は家族連れで賑わいますが、この日は平日。ゆっくりとした時間が流れています。

私はこんな時間が欲しかった。建物の中で1日中パソコンに向かうより、季節の移り変わりを全身で味わいたかったから会社を辞めました。

 


f:id:y-garden:20181010084313j:image小さな小川が流れる


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流れはこの池に繋がっています。冬には北国からやって来るカモが沢山集まります。まるで日本ではないような景色です。


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水辺には柳の木が合う。先日の台風で、枝がかなり折れてしまっていました。



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パンパスグラスが見事。手前に植えてある低木が気になります。小さな青い花が咲いていて、いい雰囲気です。

 


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騒ぐ子供の声と、園内スピーカーから流れる音楽で落ち着かないきなこ。私は充分楽しませてもらったけれど、あなたはもう少し外の世界に慣れてからの方が良いみたいね。