娘が新学期から使う教科書を、学校指定の隣市の書店まで買いに行く必要がありました。もう義務教育ではありませんから、無償で配布されるありがたさが今頃になって身に沁みます。これからの高校生活に身が引き締まる思いです (なぜか私が)。購入日も決められているので、きちんとその日に買いに行かなくてはなりません。
ちょうどイチゴ農園の仕事が休みの日だったので、いそいそと出掛けてきました。
どうしても目を通しておきたかったのが、こちら。
そうです。植物学と造園の教科書です。
草花の教科書は、草花の特徴や栽培技術、切り花・鉢ものの生産方法、生産から流通といった内容。全国出荷数や生産額などの統計グラフのデータが古く、10年前の数値だという点が残念です。
しかし植物の出荷数が徐々に減ってきているのは事実。特に切り花が減少しつつあるそうです。球根に関しては絶滅が近いくらい。
私も全く覚えられない、バラの歴史一覧。ここまで載っているんだね。このページを見た時は、ちょっと興奮しました。
これは農業に関する教科書。稲や野菜についての栽培方法が書かれています。
両親のやっていたことを見よう見まねで覚えたこと、それから本を読み、人から聞いて、インターネットで調べて。私の庭作りはそうやって進めてきています。
今、強く思うのです。もっと早く園芸に出会いたかった。あの時、農業高校を選んでいたら。もちろん後悔している訳ではなくて、その時やりたかったこと、なりたかった自分を生きてきたのだから後悔なんてひとつもないのだけれど。ただ一途に大好きで、残りの人生時間では勉強し足りないとは感じています。
ただただ、娘が羨ましい(笑)。