山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

種蒔きフレンチラベンダーの開花

 


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先週だったでしょうか、NHKの「趣味の園芸」でラベンダーを特集していたのは。ラベンダーを植えたいからガーデニングを始める、と言う方もいらっしゃるでしょうね。そのくらい不動の人気を誇るハーブです。

一口にラベンダーといっても数種あり、山田ガーデンのラベンダーはフレンチラベンダーと呼ばれるストエカス系。北海道の富良野市で有名なイングリッシュラベンダーのラバンディン系と大きく違うのは、ウサギの耳のような愛らしい飾り、そして暑さに強く育てやすいこと。

 


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イングリッシュラベンダーほど耐寒性は強くないので、山田ガーデンでは北風が当たらなくて冬でも陽当たりの良い、家の外壁沿いに植えています。冬場は連日-4~-6℃になりますが大丈夫です。

そう言えば、このフレンチラベンダー、苗を買った覚えがないけれどどうしたんだっけ?記憶を巻き戻してみたら思い出しました。そう、3年前に種から育てたのでした。袋の中の種を全部蒔いて、たったひとつ生き残った苗が、今こうして庭の景色を作るひとつになってくれている奇跡。

 


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写真右上が3年前に芽を出した頃。

ここまでよく育ったなぁ。と言うか、種から育てようと思った自分に驚きます(笑)。お金を掛けずに庭作りをしようと始めたから、種蒔きが1番安上がりな方法だったのでした。時間は掛かっても、その成長過程にドラマあり。それを知ることが出来るのは、種を撒いた人だけなのです。

 


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種を蒔いて楽しむこと、ポットで買って楽しむこと。無理せず上手く組み合わせながら、これからも庭作り、続けてゆきますよ。