「立てるしかないか。」
主人とホームセンターへ急ぎました。お目当ては120cm幅の手軽なもの。突然ですが2基目のバラ用のアーチ、立てちゃいました。
冬の間にろくな剪定が出来なかったつるバラ 新雪は、恐ろしいくらい大量なステムを伸ばして蕾を付け、その重さで垂れ桜のように庭の通路へ下がってしまいました。毎度そこを通るときには、何度も腰を屈めていたのです。たくさんの蕾が勿体なくて、花が終わるまでそのまま我慢するつもりでいました。外構フェンスに誘引しているマスカットのつるが垂れ下がる新雪の枝に絡み付いているのも分かっていましたが、「花が終わるまでだから」とそのままにしていました。
しかし、主人とそれを眺めていてこれは駄目だな、と。アーチを立てて、伸びている枝をきちんと誘引しようということになりました。
数本絡まりながらまとめて垂れ下がる新雪の枝を、折らないように1本ずつほどき、アーチに結びつけていきます。背が低い私では、やっぱりラージクライマーは手に負えません。主人に手伝ってもらいました。こんな風にしたい、というイメージがあっても、悔しいですが山田ガーデンひとりではどうにもできないのです。
「棘が殺人的で、このバラは嫌い。根こそぎ伐ってしまえばいい。」そう言われてから主人には頼まないようにしてきました。
でもね、作業が終わって2人で笑ってしまいました。だって劇的によくなったから!庭の導線がしっかり出来たことに加えて、高さのあるアーチで全体的にメリハリが出て、ぼんやりした庭から脱出できた感じです。
陽当たりや誘引場所、特徴などを事前に考えて迎え入れたバラ 新雪ですが、それを越える勢いのシュートに手を焼いている、というのが正直なところです。広く誘引できる場所がなければこのバラは植えるべきではないと思います。
以前買っておいたガーデンランプも、インシュロックで上部に固定して。人工物ともうまく馴染むところがバラの魅力でもありますね。
アーチから溢れ落ちるバラ、やっぱり素敵です。
もうひとつのアーチに咲くブラッシュ ノアゼットも1番美しい時。
今日の夕方からは雨の予報です。たくさんの蕾は、残念なことに雨に当たると駄目になってしまいます。たくさん降るかも、とのことなので諦めモード。自然現象は静かに受け入れるしかないですね。