山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

半日陰 = クリスマスローズの公式


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箇条書きした "やりたいけれど、何故か気が進まない庭作業リスト"。有言実行しなければガーデニングが趣味だと大きな声で言えなくなる。また雨の予報も出ているし。フレンチラベンダーとテマリシモツケ サマーワインの剪定を済ませました。黒い斑点が出て、葉がしおしおになり落ちてしまう病気になってしまったカランコエを廃棄し、ローズマリーの鉢をワンサイズ大きなものに替えました。

 

 

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花期を過ぎたガウラに目が留まります。しばらく肥料もあげていないので、枝数も少なくひょろひょろです。毎年花が終わっても、枯れた枝をそのままにして冬の姿を楽しんできました。寒くなると赤く色づいて、それはそれで風情があります。

 

 

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でも今年は地際15cmでバッサリいってやったぜ! イチゴの収穫が始まれば、もうゆっくりできる休みは半年後までほぼない。こうなったら冬支度だ!

 


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周りに生えていたアエゴポディウム (斑入りミツバ) と黒ミツバを抜き取ると、びっくりするくらい何も植えていないスペースが出現しました。そうだ、ここは柚の木の陰になってしまうどうしようもないスペースだったっけ。

どうしようもない日陰 = ギボウシの公式が頭をよぎりますが、もっと異なる植物を植えたい。

全く陽が当たらないわけではないけれど、当たるのは早朝の時間だけ。何かないだろうか、半日陰でも花をつけるこのスペースにぴったりな植物が────。

 

これこれ!

何年も掛けて育て上げた、ちょうどいいクリスマスローズ

 


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実は、予想より1年早く花芽が出たのです。東京オリンピックが終わってから、くらいに考えていた開花が年明けには見られそう。嬉しい誤算です。

鉢から抜いてみると根張りも申し分なく、とても良い成長ぶり。このクリスマスローズを例のスペースへ植え込みました。

 


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小さな298円の苗が、2年という長い時間を掛けて立派な株になり、こうして庭に地植えできるようになる。それが嬉しくて、だから植物を育てることがやめられません。半日陰 = クリスマスローズの公式、もし上手くいったなら、また赤ちゃん苗を迎え入れてしまいそうです。

クリスマスローズは先日、ガーデンリフォーム会社の売り場でもメンテナンスをしました。昨年売れ残ったニゲルのポット苗の古葉を切り、土を追加し、肥料を施して売り場に並べました。いよいよ夏の休眠から目覚め始める時期です。今年は売れるといいね。