連日、庭作業に没頭する時間があって、こうしてカメラを向ける気持ちの余裕があることは本当に幸せ。いつ急にイチゴ農園からお呼びが掛かるか分からないから、今のうちに出来るだけ、やるべきことをやろう。やらなくちゃ、というプレッシャーは精神的に良くないけれど、やらなければ後々もっと大きな後悔に変わることは充分解っているのです。
大好きなマリーゴールド ジェスターも秋の雰囲気のしましま姿に。あと1カ月も経てば冬の到来ですね。
葉が大きくならず元気がないな、と思っていた白いゼラニウムの鉢からは、コガネムシの幼虫がゴロゴロ出てきました。土がふかふかしている隙間から、チラリと姿が見えたのです!根がこんなに食べられてしまって…一回り小さな鉢に植え替えて様子見です。リストアップできなかった予想外の作業となりました。
山田ガーデンではサルビア (セージ) が上手く育たないことは以前もお話しました。パイナップルセージもラスティセージも冬越し出来ず枯れてしまいました。このサルビア ネモローサも満足に咲いたことがなく、年々株が小さくなるばかり。何故なのでしょうね?土の問題なのか、寒すぎてダメなのか…
もっと陽の当たる場所へ、2度目のお引っ越しです。来春こそ花が咲きますように!
これもリスト外の作業。ガーデンリフォーム会社の廃棄ポット、日高ミセバヤをもらってきていたので、鉢に植え替えます。これね、実は持ち帰ってから水遣りを2週間控えて水分を抜きました。
やっぱりね、伝わらないのですよ。売り場の植物に水遣りし過ぎだってこと。雨が降った翌日にも「水を遣ってね」と言われるのです。もうね、悲しくなりますよ。このミセバヤは程度が良いものでしたが、他のポットは水分が多過ぎて葉が溶けてしまっているものもありました。多肉植物が溶けるほど水を遣るって、ちょっと信じられません。
どうしたら解ってもらえるのでしょうね?長年同じようにしてきたから、疑問を持つこともないのでしょう。やんわりと「まだ湿っているから、乾いている鉢にだけ水をあげておきますね~」と返事したりしていますが、指示を出す人間に本当に理解してもらわなければ、傷むポット苗も減りません。「この店の苗は良くないから買わない」と気付いているお客さんもいる筈です。だって私がそう思っているのだから。
あまりうるさく言って「山田さんメンドクサイ」と思われるのも嫌だし。どうしたもんかな、本当に。