【2020年1月中旬】
バラの剪定には、正解もなければ間違いもない。だからこそあれこれ頭をフル回転させて考える楽しさがあるが、何年やっていてもそこには必ず迷いや疑問が生じる。
山田ガーデンの古株のバラ、ラ フランス女王。樹齢は40年以上でありながら、まだ花を咲かせてくれている。HTは比較的剪定は楽ではあるが、女王のそれはなかなかスムーズにはいかないのだ。
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というのも枝の下半分が木化しているので、ハサミを入れることのできる場所が限られているんだよね。一般的に木化した部分からは良い芽が出ないと言われている。
バラの剪定とは、元気のなくなった古い枝を切り落とし、新しい枝と世代交代させる意味がある。それが思うようにできないから悩んでしまう。
枝先をちょんちょんと切ってはみたものの、こんな部分が気になる。とにかく出べそ(伸びもしない芽)が多いのだ。昨年も悩んで、結局思いきれなかった。出べそが出やすい品種なのかどうかは分からない。が、この出べそと長年剪定をおろそかに放置していた跡が見苦しい。思いっきり切り落としてしまいたい衝動に駆られ、更にハサミを入れた。
もし新しい芽が思ったように出なければ、来年はゲンコツ剪定でもしてみるかね。
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暖かいので新芽が動き出すのも早いですね。わくわくするような赤い芽がぷっくりと膨らんできています。
細かな枝は主枝の根元からきれいにカットしてありますが、どうしてもまたそこから芽を出したいようで。頼もしい限りです。
硬そうな部分からも、芽が出てきています。とにかく新しい枝をたくさん伸ばして欲しい!どうか、どうか頑張っておくれ!