山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

クレマチスとバラの共演を夢見て



先週、関東地方は太陽の出ない毎日が続いていました。気温も13℃や15℃と、5月らしからぬ低さ。もう寒くて風邪を引いてしまいそうでした。雨上がりを見計らって庭の掃除と雑草取り、バラの花がら切りは続けています。
新型コロナウイルスによる外出自粛でガーデニング人口が増えたようですが、こういった天気の悪い日に何をするか、これからの梅雨のシーズンにどうモチベーションを保つかで、一時的なブームで終わるのか、はたまた確かな趣味となるかどうかが分かれる気がします。
暑いくらいだった週末はガーデンリフォーム会社にも人出が多く、接客させていただいたスモークツリーとマルバノキが売れたことが嬉しかったです。元気に大きく育って、お客様が植えて良かった、と思ってくれるといいなぁ。ひとりでも多くのガーデナーさんが増えてガーデニングが生活の一部になってくれることを願っています。


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開花に合わせて雨続きだったことが悔やまれるERアブラハム ダービー。俯いたまま終わりを迎えようとしています。花が重いからいつも俯いているけれどね。でもこんな姿もまたいいものです。


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ダービーと入れ替わるように、上の写真ではまだ蕾だったクレマチス マダムジュリアコレボンが開花。クレマチスとバラの共演は、山田ガーデンでは若干時期がズレていてもどかしいです。


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すぐ側にはペンステモン ハスカーレッドが咲き出しました。庭作りを始めてすぐに植え付けた、憧れの宿根草でした。これもバラとの共演を楽しみにしているのですが、若干ズレがあり、思い描く庭にならないもどかしさがあります(苦笑)。


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つるバラ ブラッシュ ノアゼットとクレマチス ミケリテを一緒に這わせているアーチ。これだけは開花がぴったりで、2種類の花を一度に楽しめます。みんなこううまくいけばいいのに。ブラッシュ ノアゼットはテッポウムシの被害から完全復活して、今年はたくさんの花を咲かせています。バラを育てている方々がテッポウムシ、テッポウムシとよく言っていらっしゃいますが、実際に被害に遭って、その怖さを思い知らされました。鬼のように1年中咲き続けていた花が、パタリと咲かなくなるのですから…全枯れしたらどうしようかと本気で思いました。


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そんなわけで昨年はずっとダラダラうだうだした感じで、古いつるが何本も枯れてしまったりしていたので、冬の剪定で思いきり枝を抜きました。


柚の木にくくりつけたバードハウスにスズメがやって来ていて、只今子育て真っ最中です。

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バラの花弁を拾っているだけなのに、超威嚇されている毎日です。愛犬きなこも困惑気味。チュチュチュチュチュチュ…と鳴かれて、その騒がしさに退散させられています。私の庭なのに…(笑)。