山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

秋庭へシフト



暑い暑いビニルハウス内の作業も区切りが付き、イチゴのベビー苗を畝に植える作業に入るまで束の間の休息。ことさら暑かった今年の夏も、老化の進む身体に鞭を打って本当によく頑張りました。週末はまた暑い中、園芸店での仕事です。
ゆっくりする時間ができたので、久しぶりに庭に出て、片付けをしつつ見回りをしました。少しは活動できる気温になってきましたね。


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放ったらかしだった葉がら花がらを集めて歩くスペースを確保。ダンゴムシやらヤスデがわんさか分解作業しておりました。フェンス下のアスファルトの隙間に生えた雑草を抜いて、お隣さんとの境界に伸びまくるサルビアラニチカの剪定。

もうダメ。ここのガラニチカは今期でおしまいにします。別の場所へ移植します。これ以上お隣さんへ迷惑は掛けられません。
以前は45Lのビニル袋を使っていましたが、日々のちょっとした片付けには30Lがぴったり。45Lをパンパンにしてしまうと収集所まで運ぶのがひと苦労だし。というのも私、袋が満杯になるまでは捨てないという習性があるので(笑)袋が小さければこまめに処分できるしね。


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クラリーセージの花は随分前に終わりましたが、こぼれた種から新しい芽が育っています。せっかくの頂き物ですが、残念ながら山田ガーデンでは狭くて育てられません。妹の家の庭に植えることになりました。


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小さなガーデンダリアには支柱を立てました。何年か前に買った100円の処分品でしたが、毎年春と秋に花を咲かせてくれています。
後ろのツンツン草はメリニス。種が飛んで発芽し放題です。


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葉の薄いタイプのギボウシはすっかりお疲れの様子。花は咲きませんでした。


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お気に入りの夏の花、ペチュニアは今も元気です。今年は上手く育てることができて本当に嬉しい。ペチュニアはとにかくピンチが大切です。花茎が伸びたら随時切り戻しをすると次々に花を咲かせます。すぐに種ができてしまうので、きちんと切り取り栄養分を種に行かせないように。それと薄い液肥を週1で。これが今年学んだことです。元気のいいところにハサミを入れる、これがなかなか難しい。もったいないだとか、可哀想だとかいう気持ちが邪魔をします。
色模様がかわいいので、できることなら冬越しさせて来年も咲かせたいと思っています。


台風10号の進路が心配です。気象庁国土交通省が数日前から会見を開くなんて異例なことなのだと。災害への備えはし過ぎることはありません。どうか何事もなく過ぎ去りますように。



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昨日のブドウ・イチジクの記事にたくさんのコメントをありがとうございます。
戴いたブックマークコメントに返信できないことがずっと気掛かりでした。集計上自分で自分のブログにブックマークを付けるわけにはいかないでしょう?なのでブログ下部にちょっとお喋りすることにしました。

こちらではイチゴ栽培に力を入れていることもあり、イチジク農家さんの話は聞いたことがありません。私も庭に植える数年前までは生のイチジクを食べたことがないくらい遠い存在でした。完熟はおいしいですよね、種のプチプチ食感もたまらないです。皮ごと食べるのが正解だと私も思います。西日本でたくさん栽培しているように記憶していますが、広島ではいろんな地域で栽培されているんですね。尾道、と聞いただけでちょっと興奮してしまいました。尾道3部作を連想(笑)。
小さい頃に食べた記憶が蘇り、イチジクを植えたがったのは父です。昔は食糧難になっても大丈夫なように柿やイチジクの木をを植えたとか?大きくなる木は現在の生活には合わなくなり、個人宅から消えてしまったのでしょう。最近は苗木もたくさん出回って、再び自家栽培を楽しむ方が増えてきました。果物って本当に値段が高くて!自宅で収穫できたらものすごく嬉しいわけです。
しかし犯人は誰なのか。カメラを設置すればいいのでしょうが、知りたくない気持ちもあります。不審者がブドウの皮をペッペッってしているのが映っていたら…想像するだけで怖いです。ハクビシンと小学生なら許す!(笑)