今月から娘の通う農業高校で放課後、花苗の販売が始まりました。今年は新型コロナウイルス感染防止のため文化祭が中止になってしまったので、こういった販売方法になりました。
自宅から学校が遠いこともあり、送迎でよく学校を訪れています。保護者の中でも頻繁に学校へ行っている部類に入るんじゃないかな。それでも文化祭は楽しみにしていたので中止の連絡は残念でした。来年また賑やかに行われることを願っています。寂しいよね、学校行事が軒並み中止になるのは。
早く買いに行きたかったのに、前にお話したように10月のお給料をもらえていなかったので、販売初日に出掛けるのもためらわれて。よく考えるとおかしいよね、どれだけ忙しくても、給料はきちんと決まった日に払うのが筋ってもんじゃないか?それも今回が初めてじゃないし。それを「もらえないと生活できないわけじゃないよね?」だなんて、冗談にしていいことと悪いことがある。なんか怒りを通り越して、今は悲しくなってます。
ようやくお給料を受け取った販売2日目の夕方に向かってみると、なんとビオラ完売。ショック。人気があり初日に売り切れてしまったとのこと。パンジーの黄色と白が約100ポット残っていただけでした…先生に聞いてみると、近所の小中学校にも配達するので、その分販売数が少ないのだと言っていました。
私の戦利品はこれだけ。オーソドックスなブロッチのパンジー7ポット。
ただね、買えなかったけれど嬉しいことがありました。ビニルハウスの入り口は色とりどりのビオラがプランターに植えられて飾られていました。ひとつとして同じ色模様のない、それはそれはカラフルで賑やかで可愛らしい、まるで花屋さんのようなたくさんのビオラでした。
「高校生が育てた、というだけで充分なブランド力があると思います。更に人気のある色模様を充実させれば、県内各地からたくさんの花好きが集まる文化祭になるはずです」
昨年の文化祭後のアンケートに、私はこう書きました。昨年は色のバリエーションが少なく、買う側からすると少し物足りない気もしました。育てる生徒さんも、花色によって成長が違うということが学べるし、開花の楽しみが広がると思いました。私の意見が少し学校に届いたのかな。グレードアップしたビオラを見てそんなことを思いました。
私が蒔いて育てている種たちもすくすく育っていますよ。私も生徒さんたちを見習って頑張らなきゃね。
アグロステンマ 桜貝の双葉は、大きくしっかりとしてきました。
1ポットに2粒ずつ、計16粒蒔いた結果、10粒が発芽しました。
ビオラの方はといいますと、買った種の発芽率が悪すぎてびっくりするくらいです(写真右)。左の写真は昨年咲いた花から種を採ったもの。この差は何なのか、頭の中がはてなマークでいっぱい。
ビオラじゃない種が紛れ込んでしまったようです。あなた、オダマキだわね。
今、娘は造園の国家資格をとるために日々頑張っているようです。学校のホームページに授業内容がアップされていました。まだ暑かった頃の様子ですが、ちゃんと水糸を引いて縁石を並べるところです。頼もしいですね。
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先日の記事にブックマークコメントをありがとうございました。
子どもたちが学校を終えるまでは、時間もお金も思い通りにはいきません。落ち込んだり浮かれたりせず、コツコツと淡々とやっていきたいです。いつか必ず貴女様をご招待します。久しぶりに気が引き締まる思い、ありがとうございます!