満開のヒメコブシです。モクレンの親戚で、桜の開花より少し早い時期に咲き出します。モクレン→コブシ・ヒメコブシ→桜、と開花の順番はこんな感じ。コブシに比べて花弁が細いので可憐な雰囲気。枝先に1つだけ花をつけます。細かな枝も含め、枝数が増えれば花も増えることがわかりました。
これだけ花が咲けば目に留まるようで、「あんな木、植えてたんだね」と主人に言われました。「あーいう感じ、好きだな」だって。
咲き始めはモクレンのようですが、そこからぐーっと花弁が伸び、長い紐状になります。かわいいですね。
週末の雨ですっかり散り落ちました。また来年会いましょう。
一気にいろいろな芽が顔を出し始めて、急に賑やかになってきました。
大好きな黄色✕青の組み合わせ。
今でもたまに「ヒヤシンスの球根は売っていますか?」とか「チューリップの球根ありますか?」と売り場で尋ねられることがあります。ギョッとしてしまうのは、園芸初心者ではなくなったからなんだろうな…少しでもわかって欲しくて、春に咲く球根は秋に売り場に出ますよ、旬の2カ月前を目安に芽出し球根が出回りますよ、と答えますが、ちゃんと伝わっているのかな、お客様の疑問は解消されたかな、いつも考えてしまいます。
暖かな季節になると、花でも育ててみようかと考える方は多いです。昨年からの新型コロナウイルス拡大の影響で、おうち時間にガーデニングを取り入れた方も考えると、かなりの割合の園芸初心者が誕生したことになります。
どの培養土を使ったらいいのか?使い終わった土は処分しなきゃいけないのか?同じリッター数の培養土でも値段差があるのはなぜか?液肥はどれがいいのか?皆さん様々な疑問を持ってHCにやって来ます。園芸初心者ではなくなった私は、それを不思議とも思わなくなってしまったけれど、皆さん真剣に悩んでいる。そんな姿が微笑ましく思えます。疑問を持つことは、真剣に向き合っている証拠だもの。
フリルパンジー。花はひと回り小さくなりましたが、花数がすごい。
春一番に咲くスイセン スノーフレークはもう終わり。次はタリアの出番です。
園芸初心者が持つ疑問にどう答えるか、私たちHC従業員は大きな任務を背負っています。植物の魅力を伝え、広げてゆくという任務です。もう永遠に勉強ですな。