「山田さん、コルジリネいらない?」
もらってビックリ、かなりの大株で、見せたくないバックヤードの目隠しに一役かっています。この冬の寒さで葉が傷んでしまったから処分したい、と以前お庭を見せて戴いた方から。下の方の葉ではなく、1番重要な真ん中部分が枯れてちぎれてしまっています。私はあまり気になりません。
職場からもらってきたのは、花が終わった金魚草。花がらを切ればすぐに蕾が上がってくるのですが、全く花が咲いていない株を売り場に並べておくわけにはいかないので廃棄となりました。
山田ガーデンに持って帰ってきたら、かわいい花を咲かせ始めましたよ。
なぜか人気の薄い金魚草。茎が折れやすく、花が重くてうなだれてしまうからでしょうか。花弁がポロポロと落ちるからでしょうか。そういえば私も植えたことなかったな。子供の頃は、金魚のカタチをした花って聞いてワクワクしたものだけれど、今は金魚を超えるたくさんの花が登場しているしね。でもこのやわらかで優しい雰囲気は、金魚草特有のもの。もっと積極的に取り入れるのもいいんじゃないでしょうか。
これも廃棄のオステオスペルマム。いらないって言ったのに無理やり持たされた…再び咲いてきたからいいか。
廃棄の植物をいただけることは恵まれていると思います。自分からは買い求めない植物の魅力を発見することもよくあります。
雨続きで庭に出られず、気付けばびっくりするくらいバラが散っています。今年はバラ泣かせの天候で、私も泣きたくなる。ねぇ、本当はもう北関東も梅雨入りしているんでしょう?
雨に強いのはスーパーチュニア。花弁がペチュニアやサフィニアより厚いから、雨でも溶けにくいです。小さな穴が空き、溶け出してしまうのはペチュニア。サフィニアも大差ない。
しかし、花弁が溶けるほど雨が降り続くだなんて、もうどうしょうもない。溶けた花弁をそのままにしておくと、カビが生えて他の部分も傷んでしまうから、天気が悪くてもこまめに取り除いておきたいものです。これからはナメクジ、ダンゴムシとの戦いですね。