山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

アナベルの咲く季節



ホームセンターの園芸部門での勤務が半年過ぎました。何とか皆についていかなければ、とがむしゃらに頑張った半年でした。母の日のイベントが終わり、入荷する花の数も落ち着いてきて、定時で家に帰れる日も増えてきました。
劇的に変わったのは、私の体。お肉のついていた背中がすっきりとし、ぽちゃっとしていたお腹はぺったんこになり、二の腕は細く、筋肉がつきました。灯油缶の上げ下ろしや培養土を持ち上げては積む作業をしていた成果です。周りも女性だからという遠慮はほぼ無いので(笑)、もうやるしかなかったというのが本当のところ。


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5月末のこと。西洋アジサイアナベルの花穂が大きくなってきました。


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晴れの日にはこんなに素敵な影を見ることができます。レース編みの模様のよう。
純粋にキレイだな、と、影を見て思えることってなかなかありません。アナベルの不動の人気は、こんなところからもきているのかもしれませんね。


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そして本日。さらにまるまると膨らんできました。


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今年は奥多摩コアジサイは咲かないみたい。なんでだろな。


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時間ができたのでロシアンオリーブの剪定をしました。ロシアンオリーブというのは別名で、本当はホソバグミの木。樹勢が強く、四方八方に枝が暴れるので、年に2回は剪定をしないと大きく茂りすぎてしまいます。上手い剪定の仕方があるのでしょうが、そんなわけで引越し先には移植しないつもり。秋には伐採します。


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すぐ隣に植えているクレマチス、マダム ジュリア コレボンのつるが毎年絡んでしまいます。花が終わるまでは部分的に剪定はお預けです。それでも45Lのゴミ袋2つがいっぱいになりました。


日々、細々と物件を探しながら、息子に引越しをすることになるよ、と話をしました。なかなか気難しい人なので、生活に大きな変化が出ることに順応できないところがあり、話をすることをずっと躊躇していました。バスや電車など、他人と近距離になる公共機関を嫌がっているけれど、引越し先によってはそれらを利用するしかない状況になるかも知れないし。
私もずっとここに住むんだと思っていたけれど、ジジイが静かに余生を過ごしたいんだって。みんな変わらなきゃならない時なんだよ。だから立ち止まっていないで動き出そう、って。
とても本当のことは言えない。だからジジイババア共に静かにのんびり暮らしたいんだって、ということにしておきました。だいぶ彼には響いたようで、これでやっとスタートラインに家族全員が揃った感じ。

ここから現実的な住宅ローンの話を進めなきゃならない。山田家の場合、住みたい家を買うのではなく、買える家に住むことになります。住宅ローンを組む際には、前年の所得金額が重要なのだとか。私、数年いちご農園と園芸店でのんびりアルバイト生活しちゃってたから、お金を貸してくれるところなんてきっとない(笑)。今の勤務先も入社して半年しか経っていないし…とにかくローンの詳しい内容をしっかり勉強してみます。