山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

パンパスグラスの片付け、残念なムクゲの剪定



8月末から1カ月ちょっとの間、庭を賑やかにしてくれたパンパスグラスの穂を片付けました。


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1カ月も経つと、ふわふわだった大きな穂も細くなります。茎が茶色に変わったら片付け時。ギザギザした葉で手を切らないよう、グローブは必須です。

株が年々大きくなり、長い葉が庭の出入り口の邪魔をするので、ぐるっと根元を一周刈り取り小さくします。今まで気付かなかったのですが、根元はナメクジの巣窟になっていたらしく、刈り取ると出てくる出てくる…恐ろしや。
山田ガーデンのパンパスグラスは矮性品種なので、狭い庭でも植える決心がつきました。それに午後は日陰になるし、生育の勢いをある程度コントロールできると考えたのです。


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パンパスグラスの穂は、掴んで横に倒せば根元からパキッと折れるので、片付けはハサミいらずです。

なかなか片付ける気が起きなかったのに、急にヤル気になったのは、おかしなものが目についたからでした。


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パンパスグラスの向かいにあるムクゲ。どうやら父が剪定したみたい。気持ち悪いくらいにまん丸なんですが、ツゲではなくムクゲです。


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私が選んだ木ではないので、どう切ろうと構わないのですが、伸びた枝をツゲのように刈り込んだのでしょうね。はっきり言ってこういう切り方は、縦に枝が伸びる木には合わない切り方だと思うのです。
分岐の部分を残すのも美しくない。なんでこんな風に切って満足しているのか理解できない。


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全体的に残念な感じ。よく切れないハサミを使っているのもダメ。見るに堪えないので手直しして、パンパスグラスの片付けになだれ込んだのでした。


もっと勉強しようよ…