山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

ジギタリスの鉢植え


暑くなったり雨降りだったり、気温もジェットコースターのように目まぐるしく上下するこの頃。
今日は曇りで空気はひんやり。庭作業はお休みして、これから市外のHCへドライブしに行く予定でいます。


数年前までジギタリスがあまり好きではありませんでした。ベル状の花弁の中のブロッチ模様が気味が悪くて。植えてみたはいいけれど、半日陰中心の庭、咲かせたい場所に植えるとうまく育ってくれませんでした。
そんなジギタリスの種が芽を出したのは、植えた場所よりはるか遠い、陽当たりの良過ぎるほどの南側の軒下でした。

昨年見事な花穂を上げてくれた時は反省しました。私が咲かせたいと考えていた場所は、ジギタリスにとってベストな環境ではなかったのに、それでもそこになんとか留まって欲しいと思ったこと。太陽の光が必要な植物を半日陰に植えるだなんて、可哀想なことをしてきたこと…


濃い色のジギタリスも見てみたくてポット苗を買ったはいいけれど、狭い庭です。陽当たりの良い場所は先客に奪われ、どこへ植えたらいいものか悩むこと数日。




直径30cm以上ある我が家で1番大きな鉢に、まとめて全部植え!これで4株です。育てたことがある方はお分かりでしょう。ジギタリスの4株はかなりの迫力です。これなら開花するまでは陽当たりの良い場所に置いておき、咲いたら好きな所へ移動できるもんね。



もう花弁が色付いていて楽しみ。



昨年立派な花を見せてくれた株は、やっと花穂が上がったところ。こちらはバラの開花時期に合いそうです。



球根のパッケージの写真から、濃いめの黄色が咲くのだと思っていた原種チューリップ ホンキートンク。柔らかな黄色でした。背が低めで、ちょうど暗い日陰にぽっ、と色を灯してくれています。後ろのスカシユリも逞しい。



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いつもブックマークにコメントをありがとうございます。


庭のどこに何の植物が植えてあるか、庭の見取り図を書いて管理しているのですか?とコメントを戴きました。パソコンで図面を書いてます、とカッコよく言いたいところですが、そこまでマメではありません(笑)。植物を買った時に付いているタグを挿しっぱなしにもしたくないので、ひたすら記憶!狭い庭ですから、何がどこに植えてあるかは全部頭に入ってます。
油性マジックで書いた名前は、いつか薄くなり読めなくなりますね。アルミ板や銅板に、尖ったもので引っ掻いて植物の名前を刻む、という方法がありますがいかがでしょうか?

憧れていたプリムラ オーリキュラが店に入荷してきたのは本当に偶然で、私たち店舗で働くスタッフは、入荷日当日まで何の花が入ってくるのか知ることはないのです。本社のバイヤーさんが仕入れを担当しています。
だからなぜオーリキュラが入荷してきたのか、今でも謎です…
オーリキュラの育て方をネットで検索しまくる毎日です。夏越しさせるために冷蔵庫に入れるのは難しいですが(笑)、クーラーボックスならできないこともない、と真剣に考えてます(笑)。