山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

心の余裕で、庭が美しく見える



花いっぱいで賑やかな庭。陽射しが暑い。
ビオラは種を採り、いつ片付けてもいい状態ですが、この左下に写る紫のパンジーだけがまだ採れずにいます。



大好きなペンステモン ハスカーレッド。半日陰に植えた親株よりも、株分けして日なたに植えたものの方が、当たり前だけれど断然元気です。あちこちに咲く親株、少し整理しようかな。



そして開いてきたラ フランス。私の庭作りは、誰も世話をせず放っておかれていたこの古いラ フランスをたくさん咲かせられないだろうか、というところから始まりました。バラに詳しい方ならご存知のとおり、バラの歴史に名を刻む、由緒正しきバラだということは後から知りました。名前さえ分からなかったのですから。
調べまくってラ フランスだと分かった時、とても申し訳ない気持ちになったものです。



コルデスのカフェ。花弁が少なく、決まった花型にはとらわれないラフな咲き方をします。シベが美しいのもポイント。



バッサリと剪定したその後のつるバラ 新雪。強健の言葉通り、病気知らずです。濃い葉色に白い花が気に入って植えました。白いバラ、といえば有名なアイスバーグがありますが、優しい雰囲気のアイスバーグではなく新雪にしたのは、日本で生まれたバラを育ててみたかったから、と、息子の名前の一文字が入っているから。



シャンテ ロゼ ミサトをゆっくり眺められるのも久しぶりです。半日陰の我が家では一季咲き扱い。




バレリーナも随分剪定しましたが、以前と変わらぬ花の数。


実はバレリーナを誘引していたDIYのフェンスが倒壊しちゃいまして(笑)。2月のことでした。柱にしていた木の杭が腐って折れてね、フェンス半分を撤去したのです。だから今は応急処置した状態で。冬には大きなトレリス仕立てにするつもりです。



今年は黒点病を秋まで抑えるのが目標。




今年も開花時期がぴったりなブラッシュ ノアゼットとクレマチス ミケリテ。


ブラッシュノアゼットの葉の裏には、やっぱり虫こぶが。見つけたらすぐ葉ごと切り取り処分しているのに、毎年見つけてしまうのです。



昨年の写真を見ていたら、同時期にはバラがかなり散っていました。暑さで1日しか花が持たないようなこともありましたね。今年は気温が低めだったり、曇りや雨で、バラをゆっくりと心穏やかに楽しむことができています。
バラゾウムシにやられた蕾は、新しい蕾を付け、これからが一番花。
それと消毒ね。やることをやって、心の余裕があるからかも知れません。