山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

落ち込んでもいられない。胡蝶蘭の葉、しわしわから復活させる方法




切り落とした柚の枝を小さく切って片付け。殺意を感じる棘。自分でやったことじゃないことは気が進まないもので、約1週間そのままにしていました。
先週からよく分からない嫌な波に飲み込まれているよう。何もかもうまくいかないから、先日仕事休みの日も庭に出ず、ゴロゴロして過ごしました。


つるバラの枝を整理していた時に見つけたカマキリは、翌日首がぐしゃっと折れた状態で、チコリが植えてあるプランターに横たわっていました。チュウレンジハバチの幼虫を食べてくれていて、なんてありがたいことだろうかと嬉しい発見をした矢先の出来事で、ショックを受けました。自然界は厳しい。


何とかこの嫌な流れを変えたくて、いつも以上に丁寧な接客を心掛けていたとある日のこと。お待ちのお客様の元へ向かうと、「男の人じゃなきゃダメだ!女じゃ何もわかんないだろう!」といきなりの男尊女卑な言葉を投げつけられました。
奥様の説明を聞いていると、横からグダグダ言ってくる。「女に何か聞いたってわかんねえよ。」
ショックでした。私にも充分答えられる内容でした。自分自身を否定されているように聞こえました。まるで自分の父がそこにいるかのようでした。もう、自分がどう頑張っても無理だと思いました。


悪いことは重なるもので、気持ちが落ちている間に、ヤバイ!水遣り忘れてた!出窓に置いているミディ胡蝶蘭 チョコビッツが水切れ。頂点2枚以外の葉がしわしわでハリがなくなりました…
落ち込む材料がさらに増えるってどういうことなの…




ネットで調べまくり、復活への道を探ります。
寸胴鍋にほんのり温かいくらいの水を入れ、鉢ごと沈めたら、よく水を切って。内部までしっかり水を行き渡らせます。
そして葉に霧吹きで水を吹き掛けます。それをビニル袋ですっぽり包んで、一晩。湿度を保つんですって。そして朝に外す。この霧吹きとビニル包みをしばらく続けてみます。
先出の写真は袋に包んで一晩経った翌朝のもの。良くはなった気がするけれど、まだまだだな。


私がダメになると、連鎖して植物が死んでしまう。そう、私には落ち込むヒマがないほど、お世話をすることがたくさんあるのだった。
そう、私はこの庭の頂点にいる。活かすも殺すも私次第。落ち込んでいてどうするんだ?落ち込むオバさんなんて気持ち悪いだけだぞ!私はやる。誰に何を言われても。私の好きなことを。


その後の様子はこちら↓↓↓