山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

花瓶の処分を始めた


以前ちらっと書いたことがありますが、我が家にはそぐわない花瓶がたくさんあります。父母や祖父母が買ったのであろう、昭和時代のものです。


デザインが現在の部屋に合わない。洋館や雰囲気のある和室にでも置けば様になるのでしょうが…そしてなにより高さがありすぎて、カサブランカグラジオラスのような大きなものしか生けられません。庭の花をちょっと飾るには、もっと小さなガラス製や焼き物の器の方がいい。シャクヤクには合うかもですが。
この花瓶たちを使うような花束をもらうこともないし、買うことももちろんありません。使い道がないのです。

処分したいと思いながら先延ばしにしてきてしまったのは、母が関係している物だから。母は過去に対しての執着が強く、物をひとつも捨てたくない人です。何年も使っていない物を捨てても良いか?と聞いたら、「捨てない!」と言われてしまったことがありました。だから古い食器は、母に見つからないようにこっそりと少しずつ処分していたくらいです。


いつまでも祖父母や母に遠慮していたくない。私の今を大切にしたい。母に処分して欲しい旨を伝えても、どうしていいか分からず自室にしまい込むだけでしょう。それを何年後、何十年後に整理しなければならないのは私なのです。二世代分の遺品整理なんて考えただけでゾッとします。
そんな気持ちがまた湧き上がってきたので、これらの花瓶をジモティーアプリを使って、少しずつ処分し始めました。
ジモティーは手渡しで譲ることを基本にしているフリマアプリ。割れやすいものを処分するにはちょうど良いと思い、スマホにアプリを入れました。


なんとか順調に引き取って下さる方も決定!戴いたお金で使い勝手のよい花瓶をひとつ買うつもりです。