山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

初冬の窓辺の植物たち



2日連続の冷たい雨。急に冬がやってきた。雨は雪に変わったみたいで、山田ガーデンの地域では初雪の観測がありました。
朝晩の気温が下がり出すと、途端に葉色を濁らせるのがアメリカンブルー。寒さに弱いので、今年も部屋の中で冬越しです。



お気に入りのカランコエ グランディーバ。3色展開の品種です。くすんだスモーキーカラーの蕾も素敵だし、咲けばボリュームのある八重咲きの花は、香るんじゃないかと鼻を近づけたくなるくらい。全体の雰囲気がいいんですね。
難点は茎が柔らかいので、花の重みを支えられないこと。これは棒を立てれば解決です。



ハナキリンも背が伸びました。久しぶりに花を見ました。



2021年のクリスマスに引き取ってきた時は寒さで葉が枯れていて、見るも無惨な姿でした。でも成長点は生きていたから、暖かな部屋に置くだけで絶対に復活すると確信があったんだよね。
ただどうしても花に色が付かなくて。窓辺に置いていても日照不足なんだと思います。
カランコエハナキリン多肉植物の分類なので、水遣りはごく控え目。部屋の中で育てるにはとても楽ちんです。




ミディ ファレノプシス胡蝶蘭)も水切れから復活して、新しい葉が顔を出しました。11枚目の葉です。



そしてなんと、花芽も確認!



新しい花芽は、今年咲いた花芽の出たところから、ひとつ上の葉の根元です。反対側の葉からは出ないんだろうか?交互に出るというわけではなさそうですね。毎晩せっせとビニル袋で包んで保湿させている効果が出ました。
化粧鉢の中の根がどういう状態かが見えないので、目と感触と感覚を研ぎ澄ませての水遣りは本当に難しいです。水苔が含む水分量っていうのが、未だによくわからないから。
ただ水を上から流すだけでは中の水苔が水分を含まないので、ボウルに水を溜めて鉢を沈ませる方法でやっています。その後10日くらいは放置。新しい葉が出ているところを見ると、この方法に自信を持っていいみたい。