山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

再び物件探し〜なんだか楽しいことが起こりそうな予感



10月中旬に植えた当初は小さかったビオラは、暖かな秋が長かったこともあり…


もりもりになりました。剪定したサンゴミズキの枝も飾ってみました。こんなに真っ赤な人工的な色が自然界から出るのです。本当に不思議です。


なんとなくネットの中古物件サイトを覗いてみました。昨年夏はいろいろと動いてみたけれど、最終的に住宅ローンが組めなくて…なんとなく私じゃあ無理だろうな、とは思っていたけれど、現実を突きつけられてショックだったなぁ。諦めも付いたし、この1年は黙々と働いてきました。

久しぶりに見た物件情報。そこに好条件の平屋の物件があったので、とりあえず問い合わせてみると、やっぱり成約済み。神様はまだ、私に精進しなさいと言っているんだろう。「近くに他にも物件がありますよ」という不動産屋さんの話は聞かずに電話を切りました。

先客さんが物件をキャンセルしたのですが、いかがですか〜なんて電話、あったりしないかな。あるわけないか。そんなことを考えていた翌日、同じ不動産屋さんから電話が。留守電には「問い合わせ戴いた物件は成約済みですが、他をご紹介できます」と、前日話をした同じ内容のメッセージが入っていました。なんだ?なにかの間違いか?と思いながらも、まぁ話を聞いてみるのも悪くないかもな、と再び電話してみました。
昨日対応してくれた栃木訛りのおじさんが、勢いよく話し出します。

「あなたが問い合わせた物件は広い、広すぎるでしょ。だから近くに小さい40坪の物件があります。車も2台、楽に停められますよ。」
「ううん、敷地が広くないとダメなんです。」
「広い方がいいの?いやね、私の家もさ、200坪くらいあんだけどね、雑草とかすごいんだよ?それはどう考えてんの?」
「実は私、ガーデニングが趣味なんです。だから家は小さくていいから、広い敷地が欲しいんです。」
ガーデニング!おもしろい!いっぱいあるから探したげるよ!家はフツーな感じでいいの?それとも新しいキレイなのがいいの?ほら、リフォーム済みだと値段が高くなっちゃうから。」
「はい、フツーでいいです。水廻りにナメ○ジが出なければいいです。」
「…いや、ナメ○ジは出ないよ。わかった、探して来週必ず電話しますから。ハイ、ハイどうも、ハイ、ハイ、ハイ。」

落胆からの急展開に笑ってしまった。なんだか楽しいことが起こりそうな予感。これもきっとご縁。不動産屋さんが繋いでくれたご縁なのかも知れません。買えたらラッキーくらいの気持ちで、ここに掛けてみるのもいいかもね。
本格的な寒さがやって来た暮の押し迫る最中、再び物件探し、始めます。