山田ガーデン

花や葉から、種まきから球根から。心地よい庭を作り上げる喜び。庭作りから学ぼう。

小さなコウモリランの復活作戦〜プラティセリウム ネザーランド


ここ数年、オシャレな若者に人気の観葉植物といえばビカクシダ(またの名をコウモリラン)。かわいい、よりもワイルドでカッコいいところが男性にウケている模様。水苔で根巻きして板に貼り付ける作業なんかも男性は好きそうだし。

Pinterestより

土を使わず壁に飾れる植物っていうのはなかなかないので、そういったところもニーズに合っているんだろうとも思う。

実は我が家にもコウモリランの子株がやってきた。店で3つ売れ残り、廃棄にするものを寄せ植えの先生が買い取ってくれて、それぞれなんとか復活させてみよう、と、スタッフ3人にひとつずつ持たせてくれた。
光の届かない所にあったからか葉はヨレヨレのしなしなで、ポットの用土は冷たく、今後が危ういくらいのダメージだった。持ち帰ってからは温かい部屋の中の温度に慣れさせるため、用土が乾くまで放置。5日くらい。
用土が乾いたのを確認して、改めて水遣りを開始。すると、ヨレヨレの海藻のようだった葉がすぐにピン!と上を向いてきた。あ、これは案外イケそうだ。



しかしまぁ、観葉植物っていうのは動きがなくて、正直退屈でもありまして。根元を覆う貯水葉でも出てきてくれれば、心躍るんだけどなぁ…そう思いながら、なんとなくいつも眺めてしまう。それがビカクシダの魅力なのかも知れないな。